大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【京都】 島津創業記念資料館

2010年01月18日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
12月27日(日)
当日の行程:【高瀬川一之船入】【島津創業記念資料館】【大文字山】【琵琶湖疎水記念館】【豊国廟】 


2002年にノーベル賞を受賞した田中耕一氏が勤務することでも知られる島津製作所。
その島津製作所の創業記念資料館が、京都の木屋町通ある。


資料館の建つ場所は、島津製作所創業之地。

館内には、様ざまな理化学器機や標本が並ぶ。
中には、手に取ってその仕組みを学べるようになっているものもあり、なるほど、これなら子どもや私のように理化学音痴でも楽しめるな、と感心する。
創業者である島津源蔵(初代)と息子の梅次郎(二代目島津源蔵)の伝記を漫画にしたものが置かれていた。
初代と二代目島津源蔵のスゴさと、島津製作所の魅力がコンパクトにまとまっている。


庭に建つ創業者・島津源蔵の像


島津製作所の社章は、「丸に十の字」。
なので、てっきり島津家と血縁があるのだと思っていた。
だが、そうではないらしい。
島津製作所の創業者島津源蔵の祖先・井上惣兵衛尉茂一は、関ケ原の合戦に敗れて引きあげる際に海難に遭った島津義弘を助け、その功により島津の姓と十の字の家紋を用いることを許されたのだという。

それから、島津って、"SHIMAZU"ではなくて"SHIMADZU"なんだ、というのも発見。