大倉草紙

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【兵庫】 圓教寺

2009年08月26日 21時00分00秒 | 旅 - 兵庫県
4月29日(水)
当日の行程:(JR姫路駅…神姫バス・姫路駅前~法華山一乗寺) → 【一乗寺】 → (神姫バス・法華山一乗寺~姫路駅前…神姫バス・姫路駅前~書写駅) → 【圓教寺】


書寫山
圓教寺は、書寫山にある。
康保3年(966)、性空上人の創建といわれる。
山の上まではロープウェイもあるが、せっかく訪れたのだからと登山道を行く。


こんな風に岩だらけ。
道を歩くというよりも、岩を登るという感じだ。


振り返れば、景色は抜群。


慈悲の鐘


仁王門


石造笠塔婆
鎌倉時代に造られたもの。


護法石(弁慶のお手玉石)
この石の上に、乙天、若天の二人が降り立ち、寺門を守ったといわれる。
また、弁慶はこの石をお手玉にしたという伝説がある。


湯屋橋
姫路城主・本多忠政が修理したもので、「奉寄進 播州飾西郡書寫山圓教寺御石橋 願主 本多美濃守忠政」とある。


摩尼殿
岩山の中腹に舞台造りで建てられている。
天禄元年(970)建立。


姫路城主本多家の墓所


大講堂(重要文化財)
圓教寺の本堂。
大講堂、常行堂、食堂はコの字型に並び、「三之堂」(みつのどう)を形成している。
これら3つのお堂が建っている所では、『ラストサムライ』撮影も行われたそうだ。


常行堂(重要文化財)


食堂(重要文化財)
食堂の2階では、寺宝を見ることができる。
『書寫山縁起絵巻』も展示されていた。
全編が公開されるのは、初めてのことだという。
ほかにも次のようなものがあった。


弁慶の机
弁慶は書寫山で約10年間修業していたと伝わる。
この机は、その時に使ったものだという。


旧大日堂仏像群
これらの仏像は、廃仏毀釈の折、打ち壊しを免れるために姫路市夢前町にあった大日堂に安置されていたもの。


弁慶鏡井戸
昼寝をしている弁慶はその顔にいたずら書きをされ、この井戸に顔を映してそのことに気付く。
弁慶は激怒し、大喧嘩になり、山内の建物を焼き尽くしてしまったという伝説がある。


不動堂

ここより奥に開山堂があるが、修理工事のため、見ることができなかった。

  
左:摩尼殿の御朱印
右:根本堂の御朱印

帰りはロープウェイで。


姫路駅の駅そばは、中華麺に和風だし。
一度試してみたかったので、帰りに寄る。