本日の行程:(近鉄・枚岡駅) → 【枚岡神社】 → 【生駒山】
生駒山に登る。
生駒山は大阪と奈良の県境に位置し、標高は642メートル。
山頂は奈良県なので、タイトルに付した都道府県名は【奈良】。
東大阪市の枚岡公園から登りはじめる。
出発は遅く、ちょうどお昼ごろ。
まずは、枚岡神社を参拝。
枚岡神社は、河内国一の宮。
神武天皇紀元前3年、勅命により、天種子命(あめのたねこのみこと)が神津嶽に天児屋根大神・比賣大神を祀ったのが始まりだといわれる。
春日大社を創建する際、枚岡神社の祭神二柱を分祀したことから、元春日社とも呼ばれる。
そうか、だから狛犬ではなくて鹿だったんだ、と納得。
こちらが牡鹿。
雌鹿は子鹿を抱いている。
注連柱
拝殿
1月には、農作物の豊凶や一年間の天候を占う「粥占神事」が行われている。
秘密神事で、参詣者は立ち会うことができず、結果を知らされるだけなのだそうだ。
大阪の陣で、家康が最初に本陣を置いたのはこの枚岡神社のあたり。
社務所でお尋ねしたが、本陣跡のようなものは残っていないとのこと。
枚岡神社の御朱印
枚岡神社の脇の道を通り、枚岡公園から生駒山に登る。
元禄7年(1694)の重陽の節句に、松尾芭蕉が奈良から暗峠を超えて大阪へ入った時に詠んだ句が碑になっている。
「菊の香りに くらがり登る 節句かな」
この暗峠超えが芭蕉の最後の旅で、大阪に入ってすぐに亡くなっている。
桜広場の桜は満開。
木の下で、お弁当を広げている人も多い。
今年の桜は、長持ちだ。
額田展望台でおにぎりを食べ、小休止。
まだ少ししか歩いていないのに、ペットボトル1本空けてしまった。
ここ数日、4月の初めとは思えない暑さが続いている。
暑い日の山登りは、思いのほか体力を消耗するなあ。
山頂まであとわずかというところで、車の音が。
あれっ?と思い振り返ると、通ってきたトンネルの上が道路になっていた。
山頂にはテレビ塔が建っている。
そして遊園地も!
今まで登った山とは、山頂の雰囲気が全然違うことに驚く。
山頂も桜がきれい。
帰りは、ケーブルカーで近鉄・生駒駅のほうへおりた。
ケーブルカーは、遊園地の乗り物のよう。
日本最初のケーブルカーというから、もっとクラシックな形なのかと思っていたのだが。
生駒駅近くでビールを一杯。
ほろ酔い気分で帰途についた。
今日の歩数:13,293歩
生駒山に登る。
生駒山は大阪と奈良の県境に位置し、標高は642メートル。
山頂は奈良県なので、タイトルに付した都道府県名は【奈良】。
東大阪市の枚岡公園から登りはじめる。
出発は遅く、ちょうどお昼ごろ。
まずは、枚岡神社を参拝。
枚岡神社は、河内国一の宮。
神武天皇紀元前3年、勅命により、天種子命(あめのたねこのみこと)が神津嶽に天児屋根大神・比賣大神を祀ったのが始まりだといわれる。
春日大社を創建する際、枚岡神社の祭神二柱を分祀したことから、元春日社とも呼ばれる。
そうか、だから狛犬ではなくて鹿だったんだ、と納得。
こちらが牡鹿。
雌鹿は子鹿を抱いている。
注連柱
拝殿
1月には、農作物の豊凶や一年間の天候を占う「粥占神事」が行われている。
秘密神事で、参詣者は立ち会うことができず、結果を知らされるだけなのだそうだ。
大阪の陣で、家康が最初に本陣を置いたのはこの枚岡神社のあたり。
社務所でお尋ねしたが、本陣跡のようなものは残っていないとのこと。
枚岡神社の御朱印
枚岡神社の脇の道を通り、枚岡公園から生駒山に登る。
元禄7年(1694)の重陽の節句に、松尾芭蕉が奈良から暗峠を超えて大阪へ入った時に詠んだ句が碑になっている。
「菊の香りに くらがり登る 節句かな」
この暗峠超えが芭蕉の最後の旅で、大阪に入ってすぐに亡くなっている。
桜広場の桜は満開。
木の下で、お弁当を広げている人も多い。
今年の桜は、長持ちだ。
額田展望台でおにぎりを食べ、小休止。
まだ少ししか歩いていないのに、ペットボトル1本空けてしまった。
ここ数日、4月の初めとは思えない暑さが続いている。
暑い日の山登りは、思いのほか体力を消耗するなあ。
山頂まであとわずかというところで、車の音が。
あれっ?と思い振り返ると、通ってきたトンネルの上が道路になっていた。
山頂にはテレビ塔が建っている。
そして遊園地も!
今まで登った山とは、山頂の雰囲気が全然違うことに驚く。
山頂も桜がきれい。
帰りは、ケーブルカーで近鉄・生駒駅のほうへおりた。
ケーブルカーは、遊園地の乗り物のよう。
日本最初のケーブルカーというから、もっとクラシックな形なのかと思っていたのだが。
生駒駅近くでビールを一杯。
ほろ酔い気分で帰途についた。
今日の歩数:13,293歩