大倉草紙

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【京都】 北山鹿苑寺(金閣寺)

2008年06月18日 07時57分04秒 | 旅 - 京都府
6月7日(土)
当日の行程:(JR二条駅) → (自転車) → 【二条城】【晴明神社】【北野天満宮】 → 【北野東向観音寺】【平野神社】【北山鹿苑寺(金閣寺)】【龍安寺】【仁和寺】【妙心寺】 → 【退蔵院】【広隆寺】



【北山鹿苑寺(金閣寺)】(世界遺産)


  
        総門                   拝観券

黒門から総門までの道は、木々の緑が美しく、人出が多いのに、気持ちがよい。

金閣寺というと、なんだかゴージャスなイメージがあるのだが、総門は、思いのほか簡素なものだった。

総門をくぐると、拝観の受付所がある。
拝観券は、銀閣寺の拝観券と同じように、お札になっている。


  
      金閣(舎利殿)               巖下水

池に映る金閣。
鏡湖池とは、よく名付けたものだと思う。
寝殿造の1層は「法水院」、武家造の2層は「潮音洞」、中国風の禅宗仏殿造の3層は「究竟頂」と呼ばれるそうだ。
中には、仏舎利が祀られている。

「巖下水」は、足利義満が手を清めるために使ったといわれる水。


          
                金閣寺垣

「金閣寺垣」は、写真のような低い垣根。
明治時代、金閣寺境内に最初に作られたことから、その名前がついたらしい。
 


    
                 白蛇の塚
 
「安民沢(あんみんたく)」の中の島には、「白蛇の塚」がある。
白蛇は、かつてこの地に山荘を持っていた西園寺家の守り神といわれる。


           
              龍門の瀧と鯉魚石

「龍門の瀧」には、「鯉魚石(りぎょせき)」が置かれている。
これは、「登竜門」(鯉が瀧を登ると龍になる)という中国の故事に因んでいるそうだ。
瀧の前では、鯉に見えないなあ、と思っていたが、改めて写真を見れば、魚が瀧を登っていくように見えないこともない……ような。


   
               富士形手洗鉢

8代将軍足利義政が使ったとされる「富士形手洗鉢」。
雪化粧をした富士山のよう。


  
        夕佳亭                夕佳亭の中

「夕佳亭(せっかてい)」は、後水尾上皇をのために作られたといわれる。
造営したのは、茶人の金森宗和。
夕日に映える金閣が殊に佳いということから、「夕佳亭」という名が付けられたそうだ。
「南天の床柱」は有名。
現存の「夕佳亭」は明治7年に再建されたもの。


          
             北山鹿苑寺の御朱印