奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

門入 I山荘冬支度 他 1116 No158

2020-11-18 06:18:17 | その他

門入 I山荘冬支度(雪囲い)1116 No158

2020年11月16日(月)~17日(火)

行程

16日:11:50揖斐→ 14:46ホハレ峠→ 13:58 I山荘着→ 風呂→ 食事会→ 就寝

17日:9:15冬支度10:30→ 12:00昼食・後片付け→ 12:50 I山荘発→ 14:14ホハレ峠

 近年、雪が少ないが、昔(60年以上前)の門入は徳山村の中でも雪が多く、山荘がある付近は冬になると子供たちのスキー場になった。私が初めて徳山に行った40数年前、門入では冬になると雪崩で川が埋まったり、電線(電柱も低かったが)を跨いで、隣の家に行くとも聞いた

 今年4回目の門入泊、今回はI山荘の冬支度の手伝いだ。山仲間に声をかけたが、平日とあって参加者はゼロだったが、一人参加表明。ホハレ峠~門入の一人歩きは心細い、2人になったので元気百倍で峠から下る

 4~5人で歩くときはホハレ峠~門入まで大体1時間40分前後で歩くが、我が登山部No1山屋ミスターOさんは歩くのが早い、行きは2人で1時間12分で門入に着いた。多分私が歩いた最速タイムだろう。休憩はコビクラの谷でお茶一口飲んだだけ、Iさんには15時に着くと言っていたが14時に着いてしまった

 到着後まずは缶ビール、風呂が沸いていると言われたので、私が先に入り、ミスターが入っている間に料理(ネギトロ、天然アユの炭火塩焼3尾/人、アンコウ鍋など)開始、主人のIさんも風呂に入って本格宴会、途中2度目の風呂に入り、また飲んで最後はアンコウの出汁で卵雑炊、薪ストーブの火が消えないよう夜中も薪をくべ、温かい山荘でぐっすり寝て、翌日は7時起床、8時朝食(アジの開き、バローウインナー入りもやし炒め、キノコ、茄子、新白菜、あげ入り味噌汁など)、そのあと目的の冬支度(雨戸の戸袋に、山荘玄関山に、外にある風呂釜に、さらに植木2本に雪対策、4回泊で飲んだ空き缶洗いなど)を行い、昼飯(味の素ギョーザ、ピリ辛の茄子と万願寺唐辛子麻婆ほか)を食べ、ホハレ峠へと(帰りは休憩なしで1時間24分)戻りました。画像フォルダが調子悪く、写真は5枚しかアップできなかったのが残念

 17日 9:19 雪囲い 脚立の向こうはガラス戸、すぐ左がその戸袋、玄関は帰る直前にコンパネで覆います[屋根の雪が落ちてガラスが割れないよう、戸が壊れないよう板(コンパネetc)で囲います]

 

 17日 12:51 Iさんが直立不動で見送ってくれた。来年、またお邪魔します

 

 昭和30年代の写真、場所は門入、スキー板を持っている。後列左が小学校のN先生、撮影者不明、Iさん提供

 

 I山荘の桧風呂、当然、薪で沸かします

 

☆ 今日の反省など

・門入は、空が開けていて星がきれい、食材運んで手料理、夜のひととき最高!!

・二日間、風呂に入って飲んで食べてばかりいたけど、仕事はしっかりやりました

・Iさんと話していると下界のことは忘れてしまいます

 ※門入の地図は 0802「ホハレ峠3-3」No128を見てください

 

☆ 特 記「花房山遭難を考える」

 今月初め、奥揖斐の「花房山」で遭難(滑落)事故があった。先月も徳山の塚から登った「千回沢山」でもヘリ出動の事故があったばかり

 この日 私は、藤橋城の近くにいた。9時過ぎに救急車がサイレンを鳴らし、花房の登山口に行った。続いて消防の指導車が2台、レスキュー車がそのあと来て、レスキュー隊員4人ほどがザックを背負い、山に登った。1時間後くらいにヘリコブタ―が飛んできて、しばらく飛んでいた。ヘリは岐阜方面に飛び、救急車はお昼頃、サイレンを鳴らさず空で下った

[新聞記事]

★揖斐川町で79歳滑落、救助(11月2日 岐阜新聞 社会22)

 1日午前11時25分ころ、揖斐郡揖斐川町東杉原の花房山(1189m)をグループで登山していた岐阜市折立の無職男性(79)が滑落し、仲間が「自力で下山できない」110番した。操作中の県防災ヘリが発見し、約2時間後に救助した。男性は脇腹などに軽いけがを負ったが、命に別状はない

 署によると、男性は19人のグループで日帰りの予定で入山。山頂から北西1300メートルほどの場所で、約50m滑落した

[事故を考える]

・この事故で車4台(隊員10名前後)、ヘリが一機飛んだ。千回沢は救急車、パトカー2台、ヘリ一機飛んだ

・別の新聞には、(北西1300mと書いてあるので、花房難関の痩せ尾根?で)ストックを落として、それを拾おうとして滑落したとか

 11月 1日の写真、消防のレスキュー車、消防指導車、白い車は登山者か

 

☆ 私も高齢者(じきに70歳)

 自分の実力を再認識し、週数回山に登るなどして体力の維持を図り、事故のない、楽しい登山を心掛けます。他人に迷惑をかけないように!!!

 

コメント (1)
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