奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

私の宝もの オートバイ 0719

2020-07-19 14:53:27 | My Back Pages
私の宝もの オートバイ
2020年7月19 日(日)No123
My Back Pages オートバイ(CL72・ハンターカブCT110)

 今日の日曜日、せっかく休みとったのに雨予報で山行中止、私の山荘で、オートバイの話でもしませんか

 15~16歳のころ、好き勝手なこと(悪いことはしていない)して過ごしていた
 高校入学初日、校内放送で新入生全員柔道場に集められた、体育系クラブに入らないとこの場から出さないと先輩らに脅され、柔道部に入った(こんな田舎学校が1967年福岡にあった)
 寝技はかなわないけど、立技では1ヶ月くらいで何人かの先輩を投げた。それが悪かったのか毎日と言っていいほど、寝技で落と(首を絞められ失神)され、それが嫌で仮病を使い、柔道部をやめた
 何かしようと家にあったカブ号(バイク)で8月から牛乳配達、9月から朝刊と夕刊も配り、毎月8500円稼いだ(土方のバイトが800円/日、大学に入って働いた福岡天神の中華料理屋の時給が100円のころ)

 CL72(250cc)雑誌ホンダストーリー(S57年発行)から、このアップしたマフラーが格好よかった

 7ヶ月で5万円貯め、そのころ流行ったテレビ映画「0011 ナポレオン・ソロ」のわき役、イリアクリアキン乗るオートバイ(ホンダCL72)に憧れ、その72 type2 の中古を買った。その後、72 type1(排気音が1の方がよかった)に乗り換えた。新聞配達は大学1年春まで続けた

 16歳で買ったCL72

 この単車となら、死んでもいい、って仲間にいい、単車の上にスーパーマンが飛んでいる姿で乗って運転したり、単車を寝かせステップ(足乗せ)を道路に当てて火花を散らしながらカーブを曲がるなど、飛ばしに飛ばした、良く死ななかったと思う。単車は18歳、軽(ホンダN360中古)を買うまで乗った 
前置きが長い

 就職して初めての赴任地が揖斐川町、勤務は月曜に徳山村に上り、土曜午後揖斐に戻る生活だった(7年後滋賀県に転勤した)。雨が多い揖斐川町では大きなオートバイは買えない、で、ステレオ(オーディオ)に凝り(2020年0329昔の名機参照)、単車はモンキーZⅡを買った

 福岡に帰省した時、昔のバイク仲間のV-MAX(1200cc:145ps)に乗ってそのパワーに痺れた、以前乗った初代CB750(記憶67ps)なんておもちゃに思えた。1990年38歳、まだ乗れると思い、V-MAX新車を買った、車重は300kg、体力も必要、乗り慣れるのに半年ほどかかった

 ホンダ・ハンターカブct50cc 雑誌ホンダストーリーから 

 久留米で働いていたとき(1992~)、筑後川河畔で"手つくりの筏競争”が毎年行われ、社で参加していたが、毎年河川敷を、髪の短い女の子(きっと建設省の臨職さん)が赤いバイクで走る姿がとてもまぶしく可愛かった。バイクの機種はハンターカブCT50(※)、次はこの単車と思い、後日、10年乗ったV-MAXを下取りに出し、ハンターカブCT110を買った

 2001年に買ったCT110、どんな道(せまい道・ガタガタ道・急登)でも走れる
 
 以後、ハンターに20年近く乗っている。今も心に残るSL72とハンターは私の宝ものです
 
※ このころ、ノー・ヘルメットで乗れるのは原付(50cc未満)だけで、110ccはヘルメット着用。ということはこの時女の子が乗っていたのは初代CT50となる(河川敷は道路ではないから110に乗ってヘルメット被ってない可能性もあるが、、)
・ 旧久瀬村にSL72を大事に持っている人がいる。今度、挨拶に行こう

☆ハンターカブの特徴
・複変速機があり、急な登り道も登れる
・前ブレーキのレバーを握るとレバーがロックされ、サイドブレーキの役目もする
・サイドスタンドが左右にあって、すぐに停車できる
・ハンターは、オーストラリヤからの逆輸入車、外人(大男)仕様でハンドルが広く、足のギアも長い
・部品(組立前)逆輸入で値段が高く、乗っている者は年寄(昔のバイク世代)が多い
(ハンターは昨年ころモデルチェンジ(副変速機なし)し、国内販売を開始したという)


☆ 山で使う利点
・ひとり縦走できる:軽トラックにバイクを載せ、移動
・軽トラ4駆でも行けない悪路を走る。2019年0729高丸、2020年0326大白木山ブログ参照

☆ 反省など
・新しいヘルメットを息子に買ってもらった。メットを山で盗まれるといけないので、単車で山へ行く回数が減った
・CL72、高1で初めて買ったバイク、磨いていたら、厳しいおやじが、このバイクどうした、いくらした、と聞いた。こうたつ(自分で働いて買ったのだ)、5万円(やった)、というとあきれて、黙って通り過ぎた(5万円と言ったら今のお金で30~40万?、高校1年生が親に黙って買物する金額ではない) こうたつ→ 発音が難しい
・その話を聞いた僕の兄弟、怖い親父に良く答えたもんだ、と、今でも飲むとその話がでる
・夕刊は警察署にも届けた。僕(勤労少年)を見るお巡りさんは、優しい目で励ましてくれた
・僕の言動は、山仲間から子供みたいだとよく言われる。そう、私の精神年齢は、15~16歳のまま  16 til i die( 死ぬまで16歳 )です

 次回のマイ・バック・ページは、カメラを予定
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