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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 5797-5800

2024年02月03日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



5797
十年を越えてどこへ行くのか
なぜ歩み続けるのか
わからない (わからないとしか言いようがない)



5798
森も大地も星々も
しずかだ
ほんとうに静かだ



5799
そんな道を生きものたちに遅れて
人も黙々と通って行く
となりの言葉通りを歩いていく



5800
十年目の大空の下
ベンチに座り見渡している
一滴(ひとしずく)の感傷に染まって また立つ


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