詩『言葉の街から』 マイ世界論シリーズ
58
世界の根幹からこのいつもの椅子に帰還すると
このありふれた世界が
全てのように自然に感じられてくる
59
けれど 同時代を生きて呼吸する
世代間で 立つ場所から見える
感じるイメージは違っている
60
大きな同一性の風景の中に
いくつかの滞留する層が
濃く分布している
61
それぞれのそのように感じ考える必然
をかき分けて行くと
ひとつの眠れる精神の遺伝子に出会うのだ
58
世界の根幹からこのいつもの椅子に帰還すると
このありふれた世界が
全てのように自然に感じられてくる
59
けれど 同時代を生きて呼吸する
世代間で 立つ場所から見える
感じるイメージは違っている
60
大きな同一性の風景の中に
いくつかの滞留する層が
濃く分布している
61
それぞれのそのように感じ考える必然
をかき分けて行くと
ひとつの眠れる精神の遺伝子に出会うのだ
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