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詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6188-6191

2024年05月09日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6188
晴れ上がった大空に
ひとすじの曇りが浮き上がると
大空は少しばかり傾いて見える



6189
一色ばかりの王国も
ずっとずっと
永続はできない



6190
抑えられた不満や不安たちは
消え去ることはなく
出口を見つけて表に出て来る



6191
平穏に見える一日
の中には
快不快の魚たちが泳ぎ続けている