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 詩『言葉の街から』 対話シリーズ 6245-6248

2024年05月23日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 対話シリーズ



6245
無心の生きものたちから
少しばかり外れてしまったにんげんは
自然に溶け込んだり自然の外に出たり忙しい



6246
たぶんそんな無意識と意識の橋を
知らぬ間に
行ったり来たりしている



6247
命の始まりも 人の始まりも
よくわからない
それでもわからない橋を今日も行き来する



6248
(あ 今ここで魚が跳ねた)
と気づいて
自然の外に立っているのである


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