〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20171116 期待の雲海は不発〔AM▲弥高山④〕後〔PM▲鬼ノ城山〕古代ロマンに思いをはせる

2017-11-16 | 〔2017中四国エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

昨夜に車中泊していた弥高山公園の山頂駐車場に、今朝5時頃クルマが三台ほど駐車場に入ってきた。

目的は、もちろん朝の雲海撮影である。

今朝も寒い中、自分も少し遅れて5時45分頃、撮影に出発した。

ところが、山頂に向けて少し歩き出した辺りでガッカリした。

どうやら今朝は、全く雲海が出ていないようであった。

この時期この天候で、ここまで雲海らしきものが見れないことは記憶にないほどであった。

朝8時でも2°Cと、冷え込み過ぎてもダメなのだろうかなあ?

[残念ながら、雲海が見当たらずに山並みが見える早朝となった]

 

そのうちに朝日が上がってきた。

[まあ、こんな日もあるよなあ、といった感じであった]

 

ここで雲海が見られないと、余り撮るものが無い思いであった。

暗い内に出発した先発の四人組も、残念そうに降りてきた。

この山は、山頂まで螺旋階段のように回りながら上がっていく。

まあせっかくなので散歩がてらに、▲弥高山山頂まで行ってみた。

[山頂では、こういう写真になってしまいました]

 

[▲弥高山頂上のパノラマ風景]

 

[見覚えのある、スカイツリーの模型(634m)]

 

[イチョウがそろそろ黄葉し出した]

 

[ちょうど駐車場付近の紅葉が見頃でした]

 

 

駐車場に戻ってからは、南下して岡山県総社市にある、▲鬼ノ城山へ向かうことにした。

ここは、吉備高原最南端に位置し、朝鮮式山城として古代の城郭が発掘され、整備保存されている。

大和政権が朝鮮による日本侵攻に備えて建設した山城であり、日本名城100選にも選定されている。

また、吉備津彦命による「温羅(うら)」という鬼退治の舞台でもあり、古代ロマンに思いをはせることが出来るようである。

ビジターセンターにクルマを停め、整備された遊歩道を周回した。

[黄葉の木々から、復元された西門が見えてきた]

 

[山城だけに見晴らしは抜群である]

 

[復元された西門を見上げる]

 

[西門は天空に聳え立ち、堂々たる威容を誇る]

 

[周囲の山並みもオレンジ黄葉の最中である]

 

[西門の展望広場からのパノラマ風景]

 

整備された遊歩道に沿って、壮大堅固な西門はじめ4ヶ所の城門、角楼や狼煙場、6ヶ所の水門や長大強固な城壁などが説明板と共に復元されている。

ちょうど紅葉の時期となって、遊歩道のアップダウンも少なく、軽い運動がてらにやって来る高齢者も多く見られた。

[▲鬼ノ城山頂上付近、奥に西門が見えるが三角点は無いらしい]

 

[天空に聳える西門]

 

西門から南門~東門~北門へと周回遊歩道を進んだ。

[黄葉が山城に彩りを添える]

 

[紅葉ラインも標高300m付近まで降りてきた]

 

北門まで周回し、▲鬼ノ城山頂上広場方面へ遊歩道を一周した。

[山頂付近の展望広場]

 

[山頂付近からは、西門の奥に瀬戸内海まで見渡せる]

 

駐車場に帰る前に、南側から全体を眺める展望所(学習広場)に寄った。

[学習広場から▲鬼ノ城山の頂上方面~西門を眺める]

 

[学習広場からのパノラマ風景]

 

早目の寒波で中国北部の紅葉も終わり降雪の時期となって来たので、明日は四国へ南下する予定である。

[市街地から見上げた山城、▲鬼ノ城山方面]

 

その後は、近くにある綺麗な国民宿舎「サンロード吉備路」で入浴、岡山県玉野市の道の駅「みやま公園」で車中泊にしました。