〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20171115 米相場を旗降りで中継、伝達したほどの展望の里山〔▲天狗山〕を歩く

2017-11-15 | 〔2017中四国エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

瀬戸内海近くまで南下してしまうと、高い山はない。

展望のよい山としてリストアップしていた、備前市の▲天狗山に登ることにした。

天気は良くなったが、少し風があり肌寒い。

登山口近くの地域コミュニティハウスにクルマを停めさせてもらって出発した。

[登山口になる寒河八幡宮を潜っていく]

 

取り付きは八幡宮奥の左端から進み、やや下草うるさい登山道を進む。

登る時期や天候によっては、下半身がびしょ濡れになってしまいそうである。

直ぐ後ろにやって来た地元の奥さんに道を譲り、ゆっくり進んだ。

その後は、苔で滑りそうな急な岩場を登っていく。

[標高を上げると、眼下に街並みと海が見えてきた]

 

[寒河平野をパノラマで見下ろす]

 

[山側では、オレンジ色主体の紅葉が目につく]

 

だんだんと島々浮かぶ瀬戸内海も見えてきた。

[ここまで南下すると、さすがに海が近い]

 

[のどかな海と山のパノラマ風景]

 

[登山道にも紅葉が見られ出した]

 

[ここも茶系統主体の紅葉である]

 

[登山道で未だに咲くリンドウを見つけた]

 

6合目を過ぎ、小ピークの小天狗に到着した。

[小天狗の標識がかかった小ピーク]

 

[だんだんと小島浮かぶ瀬戸内海が大きくなってきた]

 

小天狗を過ぎて、登山口付近で先に登って行った奥さんが早くも山頂から下ってきた。

年間に50回の登山を目標にしていると言うから、さすが地元民にとっては、ちょうど昼飯前の運動といった様子であった。

[誰も居ない、狭い岩場に囲まれた▲天狗山頂上]

 

[岩場の大岩に埋め込まれた三角点]

 

天候の関係で展望はやや白っぽかったが、360°のパノラマ風景が見られた。

この展望を利用して、大正時代まで旗降りによって大阪堂島の米相場を全国に伝える通信が行われたらしい。

ここで赤穂市の山からの旗降りを望遠鏡で確認し、西の山へ信号を送った旗降り山として有名らしい。

[色付いてきた山並み風景]

 

[鹿久居島?だろうか]

 

[瀬戸内海に浮かぶ、のどかな日生諸島の島々]

 

[南東側の海と山のパノラマ風景]

 

[山頂付近の大岩からの展望]

 

[山並みに見られる、まだら模様のオレンジ紅葉]

 

[紅葉越しに日生諸島を眺める]

 

[南東側のパノラマ風景]

 

山頂からは周回出来るコースがあるようだが、余り歩かれておらず、踏みあとも定かでなかったので、無理せず往路を引き返すことにした。

[下草が繁った、周回コース付近の様子]

 

[下りながら見下ろす寒河平野の街並み]

 

[足元では、小さな花を発見]

 

[寒河八幡宮に一礼して下山する]

 

下山後は、途中の長船サービスエリア施設で夕食と入浴(¥550)を済ませ、昨春に続いて早朝に雲海が望める弥高山公園まで走り、駐車場で車中泊にしました。