今朝は冷え込みもなく、穏やかな登山日和が約束されている。
今日は、▲大山の稜線に連なるピラミダルな岩峰ピーク▲大山三鈷峰を予定している。
この峰は、仏教の法具「金剛杵(独鈷、三鈷、五鈷)」のひとつ「三鈷」の形に似ていることから、三鈷峰と呼ばれているらしい。
早朝の蒜山高原の写真を撮ってから、大山寺方面に向かった。
[夜明けを迎える蒜山高原]
[朝陽を浴びる紅葉の木々]
蒜山大山スカイラインの途中にある、鬼面台展望所に立ち寄ってみた。
ここは、若いときに幾度となく風景撮影に訪れた場所である。
朝早く寒い中、多くのクルマでいっぱいだった。
[ガスがかかって最初は▲大山が見えなかった]
[雲海に覆われる蒜山高原方面]
[早朝のガスに包まれる蒜山高原]
だんだん▲大山方面のガスが晴れてきた。
[ガスの中から▲大山の岩峰が現れ出した]
[迫力ある▲大山南壁]
今日の▲大山三鈷峰に登れば、▲大山を今度は北壁から見渡す事になる。
[ガスが晴れた▲大山と▲烏ガ山の勇姿]
その後は、大山寺に向かった。
[途中にある、ブナ林]
大山寺麓の駐車場は、多くのクルマでいっぱいだった。
何とかクルマを停めて、出発した。
[満車状態の大山寺周辺駐車場を出発]
多くの登山者や参拝者が大山寺界隈を歩いていた。
[大山寺方面に向かう登山者や参拝者]
登山者のほとんどが▲大山方面を目指して右方向の表登山道に進んでいく。
▲大山三鈷峰方面へは、大神山神社本殿の右奥から登山道が始まる。
[山ガールもどんどん上がって来た]
[見覚えのある大山寺の牛の像]
[大神山神社本殿に一礼して出発]
いよいよ▲大山三鈷峰に向かって、登山道を進む。
[直ぐに現れた元谷経由の▲大山方面と▲大山三鈷峰方面との分岐点]
[紅葉の始まったカラ沢を登って行く]
[ブナ林の黄葉は見頃である]
[密集した見事なブナ林を登って行く]
[目指す三鈷峰方面の岩峰が望まれた]
[朝陽を浴びて、キリッと締まって見える岩峰]
[迫力ある岩峰である]
[真っ赤な実が映える]
[見上げる稜線にユートピア避難小屋が見え出した]
稜線に上がるまでには、幾つものロープと鎖に助けられながら、もろい岩肌の登山道を慎重に登って行く。
[稜線から見渡す紅葉の岩峰]
[砂すべりの下山道は通行禁止になっていた]
[稜線から紅葉越しに登山口方面を見下ろす]
[足元にはヤマハハコがまだ咲いていた]
[真っ赤に色づいたダケカンバの実]
稜線への巻き道から見上げると、山頂方面に多くの登山者が見え出す。
[▲大山三鈷峰山頂の様子]
[もうすぐ山頂が近そうだが?]
[まだまだ岩場の登りが続く]
[登山口の駐車場方面をズームアップ]
[落石をしないように慎重に岩場を登って行く]
[今にも崩れそうな、もろい岩場の登りが続く]
[雨と風があれば危険な登山道である]
こうして何とか、▲大山三鈷峰頂上に到着した。
[山頂にも累るいと積まれたケルンが立っている]
たどり着いた山頂は、正に360°の大展望である。
[▲大山本峰方面の岩場、湾曲した稜線パノラマが見事である]
[右側に剣ヶ峰がある]
[剣ヶ峰にも登山者の姿が見られた]
[山頂から紅葉に彩られた▲甲ヶ山~▲矢筈ヶ山方面の山肌を見渡す]
[紅葉に彩られた岩肌]
[この辺りも赤味は見当たらない地味な紅葉である]
[黄葉の山肌斜面]
[山頂からのパノラマ]
山頂で昼食を食べてから、ゆっくりと下山にかかった。
[岩場の山頂から見下ろす]
[昨年秋の鳥取地震では被害を受けた▲大山三鈷峰登山道]
下山し出した頃には、早くもガスが少しずつ沸いてきた。
[滑らないように慎重に岩場を下っていく]
[このピークを上り下りして、稜線から巻き道へと下っていく]
[見下ろす地形も複雑である]
通称「砂すべり」の下山道は通行禁止になっていたので、往路のピストンで帰る事にした。
[ガスが少しずつ出てきた]
[目の覚める異様な黄葉]
[紅葉ラインは1200m~900m付近だろうか]
[かなり下ってきた頃の紅葉模様]
大神山神社本殿の手前で、小鳥が登山道で餌をついばんでいた。
[近寄っても不思議と逃げない小鳥(アトリ)]
こうして、無事下山を大神山神社本殿に報告して駐車場方面へと下っていく。
[紅葉迫る大神山神社本殿]
大山寺参道には、多くの登山者や参拝者でごった返していた。
[盛況の大山寺参道]
[帰りに資料館に寄り、▲大山三鈷峰の位置関係と小鳥の名前を確認]
その後は、再び蒜山高原休暇村に戻って入浴、心地よい疲れと共に車中泊にしました。