大川原有重 春夏秋冬

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「御香水」水質悪化で飲用を禁止 検査で不適合に印刷用画面を開く

2011-08-10 11:00:00 | 学習
「御香水」水質悪化で飲用を禁止 検査で不適合に印刷用画面を開くより転載

水質検査の結果、飲用を禁止している「御香水」。男性は毎週飲みに来ているというが、この日は手だけを洗って帰った(京都市伏見区・御香宮神社)
 国の「名水百選」にも選ばれている井戸水「御香水」が湧く京都市伏見区の御香宮神社は、水質検査で飲用基準に満たない結果が出たため、7月末から御香水の飲用を禁止している。3日には3度目の検査水の採取をしたが、御香水ファンからは「一日も早く飲めるようにしてほしい」との声が上がっている。

 神社によると、水質検査は毎年、京都微生物研究所(山科区)に依頼し実施している。今年は6月末に行い、複数の検査項目で、例年より悪い数値が出た。飲用に適さない数値ではなかったため、そのまま参拝者に提供を続けた。7月半ばに再検査を実施したところ、飲用基準に満たない数値だったため、7月26日から飲用を禁止する措置を取った。

 御香水の井戸は本殿の東にあり、地下150メートルにポンプを置いて地上にくみ上げ、井戸の西約20メートルから水を流している。神社は取水口に「水質悪化、飲まないで」と書いた大きな看板を立て、貼り紙をするなど注意を促している。ポンプの故障を防ぐため、水は流したままにしている。

 御香水は明治期に枯れ、1982年に復元された。三木善則宮司は「復元以来、水質が悪くなったのは初めて」といい、「自然環境が変わったのかもしれないが、原因は分からない。地域のシンボルなので、次の結果次第では、ろ過設備をつけるなど対策を考えたい」としている。

 今も水をくみに訪れる人は多く、帰宅途中に寄ったという会社員小山由美子さん(61)=宇治市=は「御香水はのどだけでなく気持ちも潤う。早く元に戻ってほしい」と残念がっていた。

【 2011年08月03日 20時53分 】



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