北栄町の風力発電量過去最少 NHK
本格的な施設としては、県内でもいち早く平成17年に運転を開始した鳥取県北栄町の風力発電施設は、去年の発電量が、施設の破損などにより、これまでで最も少なかったことが分かりました。
北栄町は、日本海沿いに吹きつける強い風を利用して平成17年11月から発電用の風車9基を運転させ、電力を中国電力に売却しています。
北栄町によりますと、▼去年1年間の発電量は、およそ1万9800メガワットアワーで▼前の年に比べて、およそ2000メガワットアワー、率にして11%余り減りました。
これは、これまでで最も少なかった平成18年の2万157メガワットアワーを下回り、運転開始以来、最も少なくなりました。
北栄町によりますと、9基ある風車のうちの1基が去年5月から12月まで故障で止まったことが全体の電力量が減った主な原因とみられています。
また、年間の平均風速が、記録がある中では過去2番目に低い5.2メートルだったことも電力量が減った原因と考えられています。北栄町では「去年は、一部の施設が長期停止したのでよりしっかりと点検して故障を防ぎ、期待が高まる再生可能エネルギーを供給したい」と話しています。
03月10日 10時15分
本格的な施設としては、県内でもいち早く平成17年に運転を開始した鳥取県北栄町の風力発電施設は、去年の発電量が、施設の破損などにより、これまでで最も少なかったことが分かりました。
北栄町は、日本海沿いに吹きつける強い風を利用して平成17年11月から発電用の風車9基を運転させ、電力を中国電力に売却しています。
北栄町によりますと、▼去年1年間の発電量は、およそ1万9800メガワットアワーで▼前の年に比べて、およそ2000メガワットアワー、率にして11%余り減りました。
これは、これまでで最も少なかった平成18年の2万157メガワットアワーを下回り、運転開始以来、最も少なくなりました。
北栄町によりますと、9基ある風車のうちの1基が去年5月から12月まで故障で止まったことが全体の電力量が減った主な原因とみられています。
また、年間の平均風速が、記録がある中では過去2番目に低い5.2メートルだったことも電力量が減った原因と考えられています。北栄町では「去年は、一部の施設が長期停止したのでよりしっかりと点検して故障を防ぎ、期待が高まる再生可能エネルギーを供給したい」と話しています。
03月10日 10時15分