知事に漏洩事故謝罪 原子力機構理事長、就任あいさつ 茨城より転載
産経新聞 6月5日(水)7時55分配信
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/59/15e5082ed1b7bace18a33c5b456f27fc.png)
松浦祥次郎(原子力機構理事長)(写真:産経新聞)
日本原子力研究開発機構の松浦祥次郎新理事長が4日、県庁で橋本昌知事に就任のあいさつをするとともに加速器実験施設「J-PARC」(東海村)の放射性物質漏洩(ろうえい)事故を謝罪した。
松浦理事長は「J-PARCの事故では周辺住民へ懸念や心配をかけ、申し訳ない」と謝罪。「事故原因などの調査結果を早急に実行に移したい」と述べた。
これに対し橋本知事は「被曝(ひばく)者は大学院生も多かった。職員の意識改革だけでなく、実験に参加する全ての人への教育訓練が必要」と強調。「東日本大震災で施設が止まり、今回も遅れると研究面にも支障をきたす」と懸念し、事故原因の究明や一連の対応についての検証を進め、早期の運用再開を期待した。
松浦理事長は「J-PARCは世界から注目されている。その観点からもしっかりしなければならない」と応じた。
産経新聞 6月5日(水)7時55分配信
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松浦祥次郎(原子力機構理事長)(写真:産経新聞)
日本原子力研究開発機構の松浦祥次郎新理事長が4日、県庁で橋本昌知事に就任のあいさつをするとともに加速器実験施設「J-PARC」(東海村)の放射性物質漏洩(ろうえい)事故を謝罪した。
松浦理事長は「J-PARCの事故では周辺住民へ懸念や心配をかけ、申し訳ない」と謝罪。「事故原因などの調査結果を早急に実行に移したい」と述べた。
これに対し橋本知事は「被曝(ひばく)者は大学院生も多かった。職員の意識改革だけでなく、実験に参加する全ての人への教育訓練が必要」と強調。「東日本大震災で施設が止まり、今回も遅れると研究面にも支障をきたす」と懸念し、事故原因の究明や一連の対応についての検証を進め、早期の運用再開を期待した。
松浦理事長は「J-PARCは世界から注目されている。その観点からもしっかりしなければならない」と応じた。