パナ福島、デジカメ生産停止へ 300人を関西に配置転換
電機大手のパナソニック(大阪府)は9日、福島市の福島工場でのデジタルカメラ生産を5月末までに停止し、生産体制を山形工場(山形県天童市)と中国・福建省の廈門(あもい)工場に集約すると発表した。福島工場は、高機能野菜を栽培する植物工場などとして存続させる方針だが、従業員約320人のうち、デジカメ事業に携わる約300人を関西地区を中心にグループ内の工場などに配置転換し、雇用を維持する。
福島工場で雇用を継続するのは高機能野菜栽培を担当する20人程度の見通し。同社によると、従業員の大半が福島市などの地元採用。今後の処遇については早期退職制度などを用いず、従業員の意思を尊重しながら労使協議を進める方針。
デジカメ生産停止後使わなくなる生産ラインや工場施設などについては今後、利活用の在り方を検討する。
(2015年1月10日 福島民友ニュース)
電機大手のパナソニック(大阪府)は9日、福島市の福島工場でのデジタルカメラ生産を5月末までに停止し、生産体制を山形工場(山形県天童市)と中国・福建省の廈門(あもい)工場に集約すると発表した。福島工場は、高機能野菜を栽培する植物工場などとして存続させる方針だが、従業員約320人のうち、デジカメ事業に携わる約300人を関西地区を中心にグループ内の工場などに配置転換し、雇用を維持する。
福島工場で雇用を継続するのは高機能野菜栽培を担当する20人程度の見通し。同社によると、従業員の大半が福島市などの地元採用。今後の処遇については早期退職制度などを用いず、従業員の意思を尊重しながら労使協議を進める方針。
デジカメ生産停止後使わなくなる生産ラインや工場施設などについては今後、利活用の在り方を検討する。
(2015年1月10日 福島民友ニュース)