4月2日(水)
今日は、大阪弁の秘密 第3章 なんぼのもんじゃい?から
【こら】
前回の「ワレ」と同じように、関西でケンカをすると、言葉尻におまけが付くことが多い。「こら」もそのひとつ。
「なにぬかしとんじゃ、こら」「なめてんのか、こら」とワレかこらが付くのが一般的だ。こらは、「こら!」と怒るときのあの「こら」である。ただ、ケンカの場合は怒っているという表現ではなく、リズム重視で付いていると思ってほしい。
ちなみに「こら」の「ら」の部分だけ巻舌で言うのが格好いいとされている。同じ例で「あほんだら」の「ら」も思いっきり巻舌にすると、迫力がつく。
私の知人のオペラ歌手はイタリア語の歌曲の練習をするときに、どうしても巻舌で歌うことが出来ず、ずっと「あほんだら」と言って練習して、遂に出来るようになった。それほど巻舌に向いている言葉なんである。
はい、ではこれを読んでいるあなた「お前、お前じゃ、こら! あほんだら、お前やっちゅーとんねん、こら」を巻舌でどうぞ!
どうですか? 「こら」を巻舌で言う練習をしてください。(笑)
今日は、大阪弁の秘密 第3章 なんぼのもんじゃい?から
【こら】
前回の「ワレ」と同じように、関西でケンカをすると、言葉尻におまけが付くことが多い。「こら」もそのひとつ。
「なにぬかしとんじゃ、こら」「なめてんのか、こら」とワレかこらが付くのが一般的だ。こらは、「こら!」と怒るときのあの「こら」である。ただ、ケンカの場合は怒っているという表現ではなく、リズム重視で付いていると思ってほしい。
ちなみに「こら」の「ら」の部分だけ巻舌で言うのが格好いいとされている。同じ例で「あほんだら」の「ら」も思いっきり巻舌にすると、迫力がつく。
私の知人のオペラ歌手はイタリア語の歌曲の練習をするときに、どうしても巻舌で歌うことが出来ず、ずっと「あほんだら」と言って練習して、遂に出来るようになった。それほど巻舌に向いている言葉なんである。
はい、ではこれを読んでいるあなた「お前、お前じゃ、こら! あほんだら、お前やっちゅーとんねん、こら」を巻舌でどうぞ!
どうですか? 「こら」を巻舌で言う練習をしてください。(笑)