２月１日（金）
今日も、大阪弁の秘密 から 第２章ええ加減にしなさい！ から
【ほんまにかなわんなぁ】
買い物をしはじめて、店の人と交渉し、電卓をたたき合う。これが楽しくなってきたらあなたも大阪人らしくなてきたということだ。一軒で大量に買う場合はダンピングも買い物客の腕の見せどころ。
最後に料金が決まったとき、店の人が「もう、はんまにかなわんなぁ。こっちなんも残りませんやん」と言ったら、かなりいい感じである。それは薄利多売を基本とする商いをさせたという証拠だからだ。
多少の儲けよりも、最低の儲けをとって、相手にたくさん、何度も来てもらって買ってもらう。これが大阪の商売人の本分だ。「こっちなんも残らない」というのは本当に儲けは少ないが、あなたにはそれでも売りますよ。と言われたわけだから、買い物客として優遇されたと思っていい。
私の子どもなんかは一緒にいたら「恥ずかしい」と言います。値切る醍醐味は楽しいですヨ
先日もニューバランスの試作品のシューズ、店に届いたばかりで明日に販売する準備をしている商品を見つけ「何ぼで売るのん」と聞いて『試作品で客寄せようで３５００円』と聞くなり、無理を言って売ってもらいました。１万円はする代物を３５００円でゲット
皮製みどり、黒、グレー、白系、などなど ５足も買ってしまいました。ピンクもあります。岡ちゃんピンク履くのかなぁー
