１２月４日（火）
今日は、本年２月から手掛けている仕事の決着を付けるべく、最後の手続きを行いました。
家賃を滞納した借主が、再三の催促にも応じず最後は不払いのまま夜逃げをし姿をくらましてしまいました。貸主はこの借り手を仲介した不動産業者に申し出をし連帯保証人に不動産業者を通じて催促をしましたが、借主も借主なら連帯保証人も同じ穴の狢「取れるもんなら裁判でも何でもして取ってみろ！」と話合いに応じず。しまいには不動産業者も無責任に「どうもできません」とサジをなげてしまいました。 困った貸主は弁護士に相談したら「保証人から取り立てましょう」と簡単に言い、着手金３０万円が必要との話になった。
へぇ！ 滞納家賃が４０万円で弁護士費用が着手金で３０万円
解決すれど肝心のお金が手元に残るのは僅か！ どうすれば・・・・ 貸主は泣き寝入りするしかないのか・・・このような状況で、岡ちゃんに相談となりました。この案件は、岡ちゃんがお手伝いをするから貸主が自分で裁判をするしか方法は無いとの結論となり、２月から裁判、５月に判決が出て前面勝訴！！ これで安心、と思いきや保証人は一銭の金も払わない。催促すれど、待てど暮らせど支払いをしないので、最後の手段、強制執行をするしか方法が無いので、今回、裁判所に債権差押命令申し立てを行いました。
裁判所は淀屋橋に通常あるのですが申し立てをする執行部は何故か新大阪駅から徒歩２０分の場所にあるので出向きました。何とか申し立ても受理していただき、これでやっと滞納家賃が回収できます。
やれやれです。凄く手間ですが、自己救済の方法はいくらでもあるので諦めないでコツコツとするのが肝要であると学びました。
