土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

薫りと味の不思議…自焙煎珈琲を淹れる♪

2015-08-23 | 食と健康
薫りと味の不思議( Wonder of fragrance and taste )…自焙煎珈琲を淹れる!

生(ナマ)の coffee beans を少しだけ戴きました♪
演奏に行った時、たまにオーガニックのフェアトレード品等を戴くことがあります。
生産量の少ない貴重な限定品種だとか…オーストラリア アボリジニ“ブンジャラン族”の名が入っています。

これは楽しみ~と、久々に 仲間と自焙煎!

因みに筆者が“珈琲生豆の自焙煎”の現場を初めて目撃したのは、白神山地の麓にある秋田県の藤里町の小さな通りに面した写真館の入口前。
今は世界遺産となっている白神山地の自然保護運動を立ち上げた鎌田孝一さんを訪ねた時で、息子さんが店の前に七輪を出してフライパンで自焙煎♪
その芳しい香りはたちまち通りに拡がり、煎りたて豆で淹れた珈琲の美味さは格別でした。

さて、こちらの方法です。
百均の手網を上下に二つ合わせて即席の焙煎器を作ります。
合わせ目はステンレスの針金で止めておきます。
直火なので、結構忙しく振り混ぜながらの慌ただしい作業。

豆の乾燥度合いや収穫してからの期間や種類等の要因で、煎る時間はずいぶん異なるものです。
失敗すると貴重な生豆が台無しですが、トライしがいのある奥深きもの。むしろ煎る度に少々異なる風味になるのも楽しみの1つ (^^)

★薫りと味の不思議…自焙煎珈琲を淹れる♪
YouTube:https://youtu.be/rtgzPy7mWsc

因みに、煮出した三年番茶で 珈琲は薄くして風味豊かな “三番 Coffee” を淹れる裏技もアリ♪

〈注〉Coffee は陰性な飲物として知られています。日本人にとって本来は、嗜好品としてたまに楽しむ程度のモノ。
愛好家にはよいところが多く見えるのが普通ですが、冷え症や病気治癒へと努力中の方は、十分ご注意ください。その場合は「三年番茶」がお薦めです!
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※ 資料「三年番茶」作り方等々

オーサワジャパンHP 生産者レポート(PDF) 参照→ http://www.ohsawa-japan.co.jp/report/manu.html

緑茶の茶葉と茎を摘み取り、長期間熟成したものです。カフェインやタンニンの多くが抜けて、妊婦や幼児でも安心して飲める胃腸にも優しいお茶です。

有機JASマークは、有機栽培(農薬を使わない、化学肥料は使わない、等々 )であることが正式に認められたものです。

食養手当に活躍する「梅醤番茶」にも利用されています(腹痛、疲労回復、冷え性、神経痛、貧血、動悸、下痢、等々…)。

星を食べようよ♪星と詩と音楽の夕べから

2015-08-23 | オカリナ・心・癒し・ライアー
星を食べようよ♪星と詩と音楽の夕べ から

8月20日(2015)は、日本古来の太陰太陽暦による「伝統的七夕」の日。各地で様々な取組が実施されました。

日没の午後6時39分から、金沢市卯辰山望湖台では、日没の午後6時39分から「星を食べようよ♪星と詩と音楽の夕べ」がささやかに行われました。

宇宙詩人とも評される、ナナオ サカキの詩集からのポエトリー リーディングと共に、絵本「つちのふえ」を朗読しながら場面に応じて土笛(オカリナ)と ギターと ボーカル による音楽を 大地と生き物と星に捧げました♪

曇天でしたが、心に煌めく悠久の星を再発見し、トキメキの明日が見えたでしょうか…
暗い中を来てくださった方々に感謝いたします。

旧暦七月(現在の8月)・文月(ふみづき) とは、七夕の夜に詩歌の書(ふみ)を供える月 or 稲穂がふくらみ始める月。

24節季は石川県では概ね当たり、立秋(8月8日) 頃に始めて秋の氣配が現れます。
処暑(8月23日 )は暑さが後退し始める頃ですが、先日からの雨で、夏の猛暑が懐かしくなるほどに♪

★ナナオサカキの詩を朗読♪七月七日(旧七夕)
YouTube:https://youtu.be/MvektmaNR2s

★絵本「つちのふえ」朗読♪
YouTube:https://youtu.be/B315wMqH_J8

★翼をください♪(つちのふえ エンディング)…ボーカル ギター オカリナ
YouTube:https://youtu.be/y6WQCignh0Y

★バレンタインズ デイ、これで十分♪二編 ナナオの詩を紹介
YouTube:https://youtu.be/Ha1peiLh6js


■ナナオ サカキの詩集から

★ ヴァレンタインズ デイ 詩・ナナオ サカキ

       身分を気にせず

       個性を売らず

       優雅をてらわず

       謎めくこともない

         だから
         好きさ
         君が

       Valentine’s Day

    You have no touch of class,

     no touch of uniqueness,

      no touch of elegance,

      no touch of mystery…

        I love you !
             FEBRUARY 1982


★ これで十分 詩・ナナオ サカキ

足に土

手に斧

目に花

耳に鳥

鼻に茸

口にほほえみ

胸に歌

肌に汗

心に風

これで十分


Just Enough

Soil for legs

Axe for hands

Flower for eyes

Bird for ears

Mushroom for nose

Smile for mouth

Songs for lungs

Sweat for skin

Wind for mind

Just enough


★ 星を食べようよ 詩・ナナオ サカキ

ほんとだよ 子どもたち

神様は

飛行機のために   空をつくり

観光客のために   サンゴ礁をつくり

農薬のために    畑をつくり

ダムのために    川をつくり

ゴルフ場のために  森をつくり

スキー場のために  山をつくり

動物園のために   けものたちつくり

交通事故のために  自動車つくり

幽霊が踊るよう   原子力発電所つくり

ロボットが踊るよう  人間をつくった


  子どもたちよ 大丈夫
  井戸は    涸れない 

  ごらん    夕焼けだ 
  畑に     向日葵
  空に     赤とんぼ 

  誰かが    歌い出す

 " 星を  食べようよ " 

      1988.9 北海道大雪山・忠別川


★ なぜ 山に登る 詩・ナナオ サカキ

そこに 山があるから

人 山に登らず
山 人に登る

山は人
人は 自分自身に登る

山なく 人なし
透明大気
なにかが
登ったり
下ったり


〈関連記事〉
●5月23日 亀の日・ラブレターの日…ナナオ サカキ (2015)
→ http://is.gd/Fq5CGF

→ http://blog.goo.ne.jp/oiaue2014/e/eae4fedec5d91587dd607acf12e80c3d

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