和楽桜鳴座   『俺にも云わせろ!吹かせろ!叩かせろ!』

愛媛県松山市で活動している和太鼓グループです。所属している一風変わったメンバーが、日頃起こった由無し事を書き散らします。

野球拳おどり 【あき】

2007-08-12 22:41:15 | Weblog
松山では『松山まつり』の真っ最中。
当地松山は『野球拳発祥の地』であり、本家や家元も存在します。

企業やグループの踊り連が、山車あり鳴り物有りで、商店街から大通りを踊りぬくまつりです。

近年、よさこいに影響されてか、オリジナル音楽なども許可されるようになり、野球以外のスポーツチームなどが『野球と無関係』の振り付けや小道具でで踊っていたようにも記憶しています。


いわゆる「野球拳である必要性が無い」

このまつりを考える協議会にも出席してお話をした事がありますが、統一性のなさについて指摘したところ『検討します』『善処します』の一点張りで話にならない状態。


商工会議所と市が『松山まつり実行委員会』を運営しているようでありますが、商工会議所の踊り連『い組』が、一般市民団体押しのけて優勝してしまうようなこともありましたな。
主催者が優勝!!びっくりです。


そんな中、今日の踊り連の中で『旧音源』で踊っていたグループがありました。
(アレンジや編曲が行われる前の音源)
あまりの懐かしさに卒倒しそうになりましたが、昔幼い頃にその音楽を聴くと、踊った事などない筈なのに、体が自然と動いてしまうような音楽でした。

懐かしさと懐古主義だけで新しいものを否定するわけではありませんが、本当にあの頃の感覚が一瞬で蘇ってきた自分にただただ吃驚しました。



『昔聴いた懐かしい祭囃子』的な感覚なんでしょうね。
最初の変更は、『間奏が奇数の小節数で踊りにくい』と云う理由だったとか。

踊り手の都合で伝統もひっくり返せる時代ですな。




時代の移り変わりに合わせて変わる『祭囃子』

あなたは『アリ』でしょうか『ナシ』でしょうか。