一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

Ⓝ‐20.南富良野町;台風の爪痕(4/4)~1年後の災害復旧の様子

2023-08-31 07:00:00 | Ⓝ自然界の現象と災害

2017.8/8~10の2泊3日、帯広(泊)➜釧路➜根室➜中標津(泊)
➜弟子屈➜美幌・北見・遠軽➜旭川、と周遊してきました。
主な目的は、帯広管内にあるガーディニング見学です。

昨年豪雨で大きな被害のあった南富良野町に
1年後の復旧の様子を見ようと立ち寄りました。
 

市街地近くの様子


 左の川付近は完全に復旧していました。右の川はそのまま。


川に散乱していたゴミは清掃済み。この向こうが金山湖です。 


 ここには、建物が傾いていましたが、撤去済みです。


 グランドは閉鎖されたままです。


 この場所には、流木がウズ高く積まれています。
 昨年の様子


 橋が落ちた場所


大被害にあった農家はー


 この一帯は氾濫原になり畑はメチャクチャでした。


 ハウスの中の様子から、生産が再開されたようです。
 


 流水のパワーのすごさを感じる光景です。


 流木の撤去やメンテの優先順位があると思いますがー。


 この地区の流木は手つかずの状態です。
 昨年の様子


 落合地区の国体のカヌー会場になった空知川上流


 流木がほとんど撤去されていました。


 ここは2つの沢の合流地点ですが、右の沢は泥水が!工事中かもー。


 橋のメンテ中です。


 周りの樹木はなくなり、岩がむき出しになっています。


 この渓谷いっぱいにゴウゴウと川が流れていたことが想像できます。


 向こうに見える建物は、ラフティング関係の施設です。


 ここまで川の水が来ていたということです。


 もう少し水量が多ければもっと大きな被害が起きたことに。
昨年の様子
  人口密度の高いところから復旧が進んでいることがわかります。
大打撃を受けた農家も再起に向けてスタートしたようです。
しかし、
これらは、被害を受けた場所を修復!しただけなので、
  同じような豪雨が短時間で降ると、再度災害が発生することでしょう。

  春秋時代(中国)の斉国の宰相(=日本でいう総理大臣)の管中、曰く、
「善(よ)く国を治める者は、必ずまず水を治める」と。いつの時代も、
水を治めるということは、国を治める上で根本的な国家の大計です。


 水害や干ばつによる被害は、国民の安全・平和な暮らしと経済発展、
社会秩序の安定にとって重要な影響を及ぼす自然災害だからです。
  このことは現代も不易なことですが、現実にはそうはなっていません。
毎年繰り返されるこのような不幸な出来ごとを見・聞きするたび、
 何とかならないものか!と、いつももどかしさを感じます。
百年に1度!とか、想定外!はこれから益々起りそうな気配です。

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