一日一トライ~”その記憶の記録”

陶芸を主に、自分の趣味や興味関心事、日々のNewsや出来事などを記憶のあるうちに記録しています。

⒞‐10.カヌーの楽しさ (1/4)~カヌーの種類と魅力

2023-06-19 07:00:00 | ⒞🛶 カヌーでEnjoy !

 北海道の川もだんだん気温と共に水温が上がり、今年もカヌーの季節がやってきました。以後4回シリーズで、カヌーについての解説や魅力、カヌー体験から学んだことを書いていきたいと思います。


カヌーの大まかな種類

 カヌーを大きく分けると、一本のパドルで漕ぐ「カナディアンカヌー」と棒の両端にパドル=ダブルパドルで漕ぐ「カヤック」があります。さらに、カヤックは、フィールドや目的によっていろいろな種類に分けられ、海用の「シーカヤック」、川や湖用の「リバーカヤック」に分類されます。ちなみに、私のカヌー「ダンサー(制作会社の付けたネーミング)」は、「カヤック」で、舟底が丸まっているので小回りができるのが特徴です。 


 リバーカヤック  

リバーカヤックの魅力

まず、水量がある程度あり、水の流れも緩やかなところでは、心も体もゆったり、リラックスしながら水の流れとともにただようことができることでしょう。カヌーが水にぶつかる音、パドルを水に入れたときや漕ぐときの音、風で川辺の草木から伝わってくる音、あるときは小鳥のさえずりを聴きながらー。

また、水面からの眺めは、もう一つの楽しみです。日常にはない角度=水面から、周りの景色を見ることができます。大げさに言うと、目線の高さは発想の転換!のきっかけにもなります。熱気球に乗って鳥の目で上空から地球を見たり、アクアラングで海に潜って魚を見たりーと同様、普段の生活ではできない体験ができます。

しかし、川は自然の生き物!、早瀬や激流に入ったときは条件は一変します。スリルと緊張感で、全神経を集中させ、時間をも忘れます。前方に見える白波の高さ、早瀬の音の大きさ、障害物のありなしなど、五感、とりわけ目と耳で総合解釈し即座に対応しなければなりません。一度早瀬、または激流にはまったカヌーには、ブレーキはききません。後は、自分の技術を駆使し、乗り越え=乗り切らねばならないのです。危険を回避した快感、達成感、安堵感も、これまたヨシ!です。

一方カヌーは、特に激流を下る時は日常的に頭の中をグルグル廻る悩ましい!ものを一瞬なりとも忘れる=考えない瞬間をつくってくれます。危険回避のためには、否応なくそうしなければなりません。この夢中になれる瞬間!が、脳にはとてもイイことが脳科学的に証明されています。こんな時間も、心身ともにリセット=リフレッシュさせてくれます。どのようなスポーツ、いわゆる広い意味での「遊び」に共通していることですがー。こんなことも、私にとってカヌーの魅力です。 

コメント