旅と歴史

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中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館

2012年01月27日 | 旅 歴史
 北海道旭川市春光にある中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館です。
 中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館は旭川に縁のあった彫刻家・中原悌二郎の作品を中心に、国内・海外を代表する彫刻家の作品などを集めた美術館です。
 明治35年(1902)に建てられた建物は旧陸軍第七師団の将校の社交場「旧旭川偕行社」です。白亜の外壁、半円形の高窓と扉、吹き抜けのポーチ、細い柱の並ぶ廊下、窓枠や手すりの曲線の装飾など明治後期の木造洋風建築の典型的なスタイルです。旭川市で唯一、国の重要文化財に指定されています。
 木造2階建て、長さ41m、奥行き21mのコロニアルスタイルのこの建物を昭和43年(1968)建設当初の姿に復元させました。市立旭川郷土博物館として使用してきましたが、平成6年(1994)彫刻美術館になりました。
 釧路生まれの中原悌二郎は養子になるべく幼年期、旭川に来た時期がありました。荻原碌山、ロダンに深く啓発され大正期の日本を代表する彫刻家になりました。
 代表作「若きカフカス人」は芥川龍之介が、この中原氏のブロンズの「若者」に惚れる者はないか。この若者はまだ生きているぞと言わしめたことで有名です。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://ogino.okoshi-yasu.com/
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