見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

日本が売られる

2018-12-13 19:57:20 | 持続可能社会

 気温が低いこともあるのか?窓から見える木々の葉が、景色全体がキラキラ輝いています。


う~む、風って
 そんな景色を横目に習字のお稽古、今までに20枚近く書いてきましたが、どうも風の字、特に一画目の始筆がイメージ通りにいかず、風、風、風と一文字だけを繰り返し書いてみました。
 繰り返し、繰り返し18個、始筆、何となくですがイメージに近づいてきたかな?
 でも、そこに意識が行っていると他が疎かになるものなんでしょうか、他がいい加減なんですよね(^^;;

外資系が買い漁った三朝温泉
 親しくしている知人との農業などに関する話の流れで、先日、三朝温泉に行ったら、旅館のほとんどが中国、台湾、韓国などの外資系に買い取られていると聞いたと。
 そう言えば、確か玉造でもそんなような話を聞いたような。
 借金のかたに銀行が抑えたものの、手が怠くなり、結局引当金を充当して二束三文で売却するという構図?

 外資系の企業としては、投資対象として十二分の魅力ありと踏んで購入しているんでしょうね。
 それにしても、借金をしたとしても、そのボリューム感が違うだろうし、お客誘導のノウハウやルートを持つだろうとはいえ、どこかにしわ寄せはあるのでしょうね。
 この話、先日もこのブログで取り上げた「日本が売られる」(堤未果著・幻冬舎)に書かれているシナリオの一つそのもの。

伊の五つ星運動に学ぶ
 私たちは、「今だけ金だけ自分だけ」の強欲資本主義以外の選択肢はないとして、今の資本主義社会を渋々でも認めるのか、それとも、、、
 確かに、私たちの宰相が選ばれしときにしても、今の制度では、その人以外の選択肢がないように思わされてきたけれど、果たしてそうだろうか?
 堤未果さんは、本年7月、イタリアの政権を握った五つ星運動を紹介していますが、草の根からわずか7年で政権を握る、これありかも。

 それもですが、わが国でも面白いことを提案している人がいる。
 2016年、アース・リーダーズ・クラブが提唱した多段階・信託変更リーダー選出システム。
 今夏、いけずご王国のキックオフイベントで、大分の首藤先生が参加者に教えてくださったのですが、これ、みんなが支えたい人をリーダーに選ぶ手法としては出色かも。

 来年4月、島根県議会議員選挙と県知事選挙が行われますが、県議選の松江選挙区では、あの方が後継指名をせずに引退を表明され、今のところ現職以外の立候補の動きは報道されていません。
 日本版、自治を住民に取り戻す試金石として県議候補を皆が選ぶ、これは面白い!って思いませんか?
 その多段階・信託変更リーダー選出システムは、下記の通り。
 だれか、運営するぞ!って殊勝な人がいたら面白いですね。

多段階・信託変更リーダー選出システム
 ・立候補なし(全員が立候補者)
 ・選挙権も被選挙権も10歳から
 ・登録制;全市民が、自分を託せる身近な人を、全市民の中から1人選ぶ。
      その、自分にとって都合の良い託せるリーダーを信託登録する。
      登録は、①自分以外 ②自分 ③白紙 の3パターン
 ・信託票を段階的に積み上げ、最多得票者を絶対的な最終決定権者とする。
 ・信託登録は、何時でも、何回でも、変更自由。毎日、権利行使ができる。
 ・毎日が投票日。月締め。結果は翌月に反映。試行期間もあって良い。
 ・任期は、1か月~天寿(最多得票者でなくなるまで)
 ・信託得票の上位者5%は、原則公表(順位、名前、票数のみ)
 ・自分の順位と票数は確認でき、誰から選ばれたかは確認できない。
 ・コンピュータを活用
  *全市民が市議会議員感覚(一般的な議会は必要なし)
  *エコ(お金・労力・時間を殆ど使わない)

 それはそれとして、生かされる生き方ではなく、自ら生きること、考え直してみる時かもしれないなあ、そんなことを感じた「日本が売られる」でした。
 読んでみて欲しいなあ。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする