6月15日(土) この日午後からは、
大月消防署から3名の署員を講師にお招きし、
緊急時対策及び救急処置講習会を行いました。
「朝登校してきた児童が、玄関で吐き気を訴えその場に座りこんでしまった。」
そこから重症化してしまった時の我々の行動訓練です。
最低限の想定と配役を決め、実際にその場でどう判断し、どう動いたのか、
いざやってみると、わからないこと、見えてないことのオンパレードです。
該当児童の情報をどれだけ共有できているのか、
救急処置や救急要請のタイミングは、
児童や職員の動線は、
情報の伝達は、
今回の想定訓練をもとに、一つ一つ丁寧にクリアにしていく必要があります。
講師の一人、牧野救急救命士からは、
課題となったこの点や、特に児童の症状をもっとよく見て、記録に残すことなどを、
豊富な知識と実践に基づいて、わかりやすく助言いただきました。
「いざ!」の備えに100点満点はなし。
これも日頃からの意識を高めておかねばなりません。
<豆知識>
心肺蘇生法「心臓マッサージ」は
「強く 速く 絶え間なく」そしてAEDの使用です。
強く=少なくても胸が5cm沈むように。
速く=1分間当たり100~120回のリズムで。
絶え間なく=中断は最小限に。