ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

ハワイ6回目行:ドールプランテーション

2024年02月06日 | ハワイ:オアフ島

2023年2~3月の6回目ハワイ


せっかくレンタカーもあるこ
とだし、次男お勧めのもう1
ヵ所にも足を伸ばしました。


水田か畑のようですが、



生えているのは鋭い葉の

パイナップル🍍


ハワイの商業パイナップル栽
培の発祥の地ワヒアワのドー
ルプランテーションに到着



創業時1900年を彷彿とさせる
素朴な木造の建物に入ると、
 


思っていた以上のおみやげ屋

ドールのロゴ入りトレーナー
とかがどんどん売れていき、
アメリカ人の購買意欲スゴっ


ガイドツアーもあって次男は
参加して大いに感銘を受けて
いましたが、親は園内の展示
を見て回るだけにしました。

(※英語の日本語表記)


実は私、パイナップルを食べ
ると口がイガイガする方でこ
れはタンパク質分解酵素ブロ
メラインのせいらしいです。


今やこういうものを見ている
だけでも口角がイガイガ



アジアで暮らした若い頃は大
好物で、台湾やタイでは小さ
いのを丸ごと食べていたのに
生涯の許容量を超えたのか


説明によると、パイナップル
の起源はパラグアイで、15~
16世紀には交易の対象となり
オーストラリア、インド、中
国でも栽培が始まったそう。



いつ頃からハワイでパイナッ
プルが栽培されるようになっ
たのかは定かでないものの、
イギリス人キャプテン・ジョ
ン・キッドウェルが、1800年
代に様々な種類の栽培を試み
た結果、1880年代に『スムー
スカイエン』という今に続く
種類を選び出し、ハワイのパ
イナップル産業の草分けにな
った、と目されているそう。

(※キャプテン・キッドウェル
香港、シンガポール、NZと旧
英連邦を渡り歩いているせい
か19世紀の英国人に親近感)


そこにやって来たのがボスト
ン生まれのジェームス・ドー
ル。ハーバード大の園芸学位
と1,500ドルを引っ提げて、
ワヒアワに東京ディズニーラ
ンドの半分ほどの土地を購入

(※その当時、弱冠22歳!)


試験的にいろいろな果実や野
菜を栽培したものの、火山性
の鉱物資源を多く含んだ赤土
では何も育ちませんでした。


その不毛の地で唯一スクスク
と育ったのがパイナップル
🍍



1901年には現在のドールフー
ズに続くハワイアンパイナッ
プルカンパニーを設立。ドー
ルが1889年にハワイに上陸し
て以来、2年目のことでした。


ドールは事業の成功のカギを
握るのが缶詰であることを見
抜いていて1903年には手動
で製造した缶詰を本土に出荷

(※みんなムームー着てます!)


1906年にはワヒアワまで鉄道
が開通したことで、パイナッ
プルをホノルルまで運び、郊
外に広大な缶詰工場を建設し
1930年代のピーク時には世界
のパイナップル供給量の3分の
2をハワイが担っていたそう。

(※1993年まで残っていた缶
詰工場のパイナップルタワー)


こうしてドールは「パイナップ
ル王」の名をほしいままにし、
ハワイ史の1ページを飾ります。



せっかくなので2人で1つを



食べているほんの数分の間に

滝のようなスコールが


南国ですねぇ



園内をトロッコが走っていて
家族連れにはよさそうな場所

さて帰りますか



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