ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

夢見:親心

2024年05月30日 | 浅き夢見し

身辺立て込んでいるのと、体
調不良が重なってしまい、旅
行記が中断していますが、早
早に再開したいと思います。


今朝印象に残る夢を見たので
今日は夢日記にしてみます。


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「私」はNZのどこからしい海
岸近くの公園にいます。クラ
イストチャーチのサムナーに
似た、護岸も兼ねたコンクリ
ートで整備されている場所。

(※サムナービーチ)


幾重にもなったコンクリの筋
の上や間を、子どもたちが楽
しそうに走り回っています。


その中の1人、5歳ぐらいに見
えるアジア人の女の子が突然
立ち止まり、話しかけてきま
した。アクセントのない流暢
な英語で、ここの小学校に通
っているのだと判りました。


小さな子らしく、自分の言い
たいことを一方的に話し、こ
ちらはふんふん聞いているば
かりですが、その話しぶりが
なんとも可愛らしく、知らな
い大人に堂々と話しかける社
交性は既にいっぱしでした。


私たちが話しているのに気づ
いたのでしょう。少女の母親
が話しかけてきました。色白
で鼻筋の通ったうりざね顔。


韓流ドラマの女優のような正
統派美人で「韓国人かな?」
と思いましたが、女性の口を
突いたのは、日本語でした。


彼女は気品のある仄かな笑顔
を絶やさずに、日本国籍を取
ったこと、娘はここで育った
こと、もうすぐ夫の仕事の関
係で帰らなければならないこ
とを淀みなく語りましたが、
言葉の端々に逡巡が感じられ
誰かに胸の内を告げたかった
ところに「私」が現れたのか


娘には伸び伸び育ってほしい
という言葉の裏には、帰った
ら伸び伸びできないかもしれ
ないという、口にはできない
不安が見て取れました。それ
を言葉にできないことにこそ
問題の根の深さを感じます。


娘さんは他の子に混じって、
公園の中を右に左にと元気に
走り回りながら、隠れたり、
誰かを呼んだり、それはそれ
は楽しそうにしていました。


(つづく)


コメント
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