Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

NY現地校、夏休み対策

2015-05-14 | NYの育児・教育事情

息子の学校で去年もあったのですが、
今年はもっと盛大に「夏休みの過ごし方説明会」が、
全学年、全教科において開かれました。

平日の5:00~8:00pmよ・・・(涙)。

しかも、我が家は放課後カトリックの学校があって、
「魔の水曜日」状態だというのに、
4:30pmで終わったら、即効説明会でした。
厳しいー!
(そして、翌日は数学の試験らしいし・・・。)

スケジュールを見てみると、
私が参加するべきなのは以下でした。

5:00~5:45pm 「キンダー入学に備えて」
同時間に別室で、  「3年生前の英文Writingの勉強の仕方」

5:45~6:30pm 「3年生に備えての夏休み中の勉強の仕方」

6:30~7:15pm 「小学低学年の科学を楽しむ夏の送り方」
同時間に別室で、  「夏休み中のアートの楽しみ方」
同時間に別室で、  「担任との個別面談(希望者のみ)」

一人で、子供2人連れて、
どうやって参加しろって言うわけ???
2日間に分けてするとか出来ないわけ?って思わずにはいられないよね。

他の学年のスケジュールを見てみると、
「夏休み中のスペイン語の勉強の仕方」
「受験勉強対策方法」
「コンピューターを使っての学習方法」
「科学実験を(親が)アシストする方法」
などなど。

「アメリカの学校は、夏休みは勉強しなくていいからいいよねー!」
「宿題ないからラクよねー!」
なんて思ってる、そこのあなた!
そして、数年前までそう思っていた私!

大間違いっ!

凄い力の入れようでしょ?

日本みたいに、夏休みの課題とかはないけれど、
そのかわり、親に期待していることが大きくって、
ほんと大変!

他の州はどうなのか知らないけれど、
NYに関しては近年、勉強熱が凄い!

ともあれ、子供達はシッターに預け、
旦那は仕事を休ませ、
夫婦で分担して参加しました。

内容、メッチャ良かったのよ。
でも、参加者はどのクラスも数人だけ。

そりゃね、「夏休みの過ごし方なんて、
引き続き読書して、市販のワークブックしておけばいいんでしょ?」
って、思うでしょ?
そう思って、去年は参加しなかったんだもん、私。

ところが、次の学年でどんなことを学ぶか、
何に重きを置いて予習していくべきかなどの話があり、
次学年の先生と話もし、
お勧めの勉強法や、教材も紹介され、
おまけに担任との個人面談は1時間も!
夏休みのプランをザっと伝え、
その中でどう工夫し現地校の勉強を伸ばしていくかアドバイスも貰えました。
次学年の希望担任まで告げるチャンスがあり、
学習面以外の、我が子の特徴など教えてくれ、
この説明会は、これまでのどの懇談よりも重要だわー!と実感しました。

やっぱりね、
昔っから思っていたけれど、
NYっていうところは、
時間を割いて、知ろう、学ぼうと努力を見せた人にだけ与える情報や特権があるなーって。
(こっちで大学行ってたときからそうでした。)

夏休み中に勉強して欲しい内容も紹介され、
新学年が始まったら即、
課題を評価し、表書式を行うということも言われました。

普通に、
日本人的に考えたら、
こういうことは、プリントにして配布して、
生徒全員に伝えるべきなんじゃないか?と思うでしょ?

違うの。
来た者だけに教えるの。
行きたくても、行けない人だっているだろうに、
容赦無く振り分ける方法が、
えげつないというか、
アメリカらしいというか、
まあ、情報はタダでは教えない主義というか、
努力したものだけには褒美を与えるというかね。

とっても明確!

まあ、そういうやり方が、私は個人的に好きなんですけどね。

バタバタした一日だったけど、
行って大正解でした。

うちの旦那は終業式のときに使う、
クラス皆の1年分の写真を纏める仕事を引き受け取りました・・・。

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