Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

人見知り、完全克服!

2016-08-31 | 女を磨きたい・・・

数日前に気づいてしまったのですが、
わたくし、プロフィールにも書いてありました「人見知り」、
いつの間にやら完全克服しているようなのです。

とに角今は、「知らない人に話しかけたい!話してみたい!」
という気持ちの方が強くてですね、
近所の人でも、同じ建物の住人でも、
若いのも年寄りも、男も女も、
人種も何も関係なく、
わたくしからジャンジャン話し掛ける!
そして話すのが楽しくってしょうがないのです。

今日は誰と話そうか、何話そうか、と、
そんなことを考えるだけでワクワクしちゃって、
人生って楽しいな~と思うのです。

もうこの辺りじゃ、よく喋る日本人と言えば、
全員知ってんじゃないか?と思えるほどです(苦笑)。

なので、家族旅行でも、
大自然の絶景もさることながら、
初めて会った人たちと一緒に過ごした日々が、
もう、楽しくって楽しくって、
思い出すと泣きそうです。。。

あれ?何故こんなことになった?と、
遡って考えていたのですけど、
いくつかの要因があって、自ら殻に篭り、究極の「人見知り」になり、
いくつかの挑戦と状況が重なって、
突き破っちゃったんだな~。
ということが分かりました。

ちょっと長くなりますが、「人見知り」を克服したい方の参考になればと思うので、
書いておきますね。

先ず、わたくしの「人見知り」度合が激しくなっていったのは、
NY永住を決意したころからです。
当時は何故「人見知り」になったのか気づきもしませんでしたが、
結局、「自分は異国人なんだ」というコンプレックス。
差別もしっかり体験しましたから、
「自分はマイノリティーなんだ」
「自分は日本人と見られるのではなく、アジア人と見られるんだ」
ということから、
「マイノリティーは大人しく、この街の片隅に住まわせてもらっとけばいいんだ。」
と、なんとも卑屈な考え方になっていきました。

プラス「英語」の問題。
「会話が続かない」、「何を言っていいのか分からない」、「言葉に詰まる」
「勇気を出して言ったのに聞き返された」
「会話の流れを私が止めてる、、、」
などの経験を繰り返すと、
「お喋りユウコ」と言われ、通知表にも毎度私語を注意されていたこの私が、
もうね、喋るの面倒くさい、喋るの止めよう、、、と、
口数の少ない女に変わってしまったのです。
ほんとにね、「言語」は大事。
子供の教育と同じで、「言語は人格形成の基礎」だと思っています。
なので、ここに自信がないと、
自分の存在価値が見えなくなってくるのです。

そして「人種」の問題。
悪口を言うつもりはありませんが、
わたくし、亡くなった義理母と、まあ口煩い義理姉とに、
散々いろいろ言われ、され、とあったので、
そのうち、
中国系、韓国系の人たちは(何故か韓国系も、、、、)
在米歴が浅かろうが、長かろうが、
日本人を利用しようとか、落とし入れようとか、
不幸を望もうとか、そういう人たちしかいないんだ!
と、自分がこれ以上傷つかないために壁を作ってしまってですね、
全米の全アジア系には近づかないというか、距離を置くというか、
まあ、差別ですね。
ええ、自分が差別されたから、私は避ける、、、という、
そういうスタンスを取っていたんだと思いました(当然、無意識にです)。

ですが、特定の人種に対して壁を作っている人間に対して、
他の人種の人たち(白人や黒人や)が心から歩み寄って来ることはないんですね。
だって、態度や表情に出てますから。

なので、「心を開いて話せるような友人がなかなか出来ない」、
「友達が出来ない」「日本人の友達しかいない」と思っている人は、
もしかしたら自分の心に壁を作っているからかもしれません。
私はそうでしたから。

15年のNY生活で英語は何とか問題なく話せるようになったし、
(実際、ネイティブに褒めてもらえたのが大きな自信に繋がりました。)
自分が日本人というマイノリティーなのはしょうがない。

人種差別の件は、義理母との和解や死、自分の気持ちの整理の中で、
「もう止めよう」と、そういう考えになりました。
一人や二人に何か言われたり、されたからといって、
その人種全体を一括りにして拒絶するのは止めよう。

中国系や、韓国系の中にも、
頭が下がるほど素晴らしい人は沢山いて、
そういう人たちの出会いや繋がりを失うようなことは勿体ない。
たとえ信頼していた人に裏切られたとしても、
いいじゃないか!
それはそれ、と割り切ろう。

傷つくことを怖がらない。恐れない。
折角アメリカに住んでいるんだもの、
いろんな人種、いろんな人たちと友達になるべきなんだ。

そういう考えに切り替わった途端です、
15年ぶりの友達たちと続々再開したり、
全く新しい世代と親しくなったり、
初めて会った世界中の人たちと、
今までもずっと友達だったかのように親しくなったりして、
人生が大きく変わって行っています。

私が長い間、殻を作っていたんだな~と、
ちょっと時間も人間関係も勿体ないことしちゃったと反省しております。

今日も、新しい出会いがあり、
とってもいい会話が出来ました。
今後、どういう展開になるかとっても楽しみです。

では、引き続き、
私が実践した会話編、書きますね。

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