Pieces of My Life♪ ニューヨーク近郊の暮らし

子育て専業主婦から脱出!ニューヨークで医療従事者しながらコロンビア大学大学院在籍。ニューヨークのお弁当も頻繁に更新中。

空手教室初日

2012-09-12 | 空手教室

日本では「行きたくない~~!」と道場でギャアギャア泣き叫び,「こんな泣く子は初めてだ…」と呆れられた空手.向き不向きもあると思うので,あまり好きじゃないのならNYの空手教室も辞めようかと思っていたら(NYの空手クラスは夏休み前から申し込み済み),「もしベストフレンドのJが行けない状況だとしても,僕は絶対に行く.」と自ら言うものだから,じゃあ今週から行ってみようかということになりました.

なんであんなに日本で,しかも爺やんの通っている道場で恥かくほど大泣きしたのかと聞いてみると,どうも皆ビシッと空手着着て,皆一斉に掛け声かけて機敏に動く姿と,ピンと張った空気に圧倒されたということと(本格的な本場の空手ですから),自分一人だけが初心者で(他にも初心者の子供はいたけど),何も知らない分からないという状況が嫌だったということを,たどたどしくではありましたが自分の言葉で伝えてくれました.

で,NYの空手教室.

スキップしてルンルンで行ったくせに,道場に入って,空手着着た大きな男先生(全部外人)が3人もワサ~ッとそばに寄って来て,既に道場にいる子は皆小学生ばかりで…という状況にビビッて,またメソメソ泣き出しました.

もう5歳だからね.泣いて許される年齢じゃないのよ….自分の好きな楽しいことだけやってりゃいいって年齢でもないと思うし,自分がやりたいって言ったんだもの,ちゃんとやらなきゃいけないの!!男の子だったら尚更,いろんなことに挑戦してみないと!と思っていると,

小学生の女の子が「一緒に行こう」を手を引いてくれたり,大きな先生が優しく皆に紹介してくれたり.それでもそっぽを向いて拗ねていた息子ですが徐々にストレッチなどを始めました.

5歳の最年少は息子だけ(実はこのクラスは6歳以上から).この日の初心者は息子だけということで,


宮本武蔵をこよなく愛するお兄ちゃん先生J(黒髪が自慢?)のマンツーマン指導.


これが相当楽しかったようで,
「あのお兄ちゃんに教えてもらうんだったら,僕毎日行きたい!」
と言うほどに.

「教えた形をきちんと決めようとするし,覚えも早いです」とお兄ちゃん先生.
よかった,よかった.
これから週2~3日は空手教室です.

うちの息子の特徴の一つ.新しい未知の世界へ入るのをとても躊躇う.すぐに周囲の人と同じようにできないと恥ずかしいと感じる.親しい友達と一緒なら何でも参加するけれど,一人で飛び込んでいくのに相当勇気を要する.勝手に一人で何処へでも行ってた私の子とは思えないほど間逆なタイプ.でも一旦中に入って「楽しい」と感じたなら,そこからは物凄くのめり込んでいくので,心配はなくなる.

こういうタイプの子供なので,私は息子を新しい世界まで連れて行き,興味をそそらせ,息子の背中をドンと押してやる役目をしなくてはいけないんだな…ということが数ヶ月前から分かってきました.

ということで,
息子の新たな世界への挑戦が始まりました(苦笑).

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