今年のLabor Dayには大きな契約が成立しました。
「NYで子育てをするにあたって、子供1人につき家一軒買うのと同等な金額を要すること」といえばお察しくださるかと思います。それが子供一人一人に与えられました。
約6年間の努力が実った形となりました。この大きな大きな恵みを無駄にしないように、2人の子供達に活用させることが私達夫婦の任務だと思っています。
今回与えられた内容はNYらしくスケールの大きなもので、今後夫婦揃って無職になろうとも、私たちが離婚し親権がどちらかに渡ろうとも、夫婦のどちらかが死のうとも、子供達には永久に与えられるものとされました。また、私たちの間に産まれる子供であれば、これから先何人産まれようとも皆同等な条件が与えられ、養子を受け入れた場合も同じであるということが記されました。
まだ子供達も幼く、今後親も子もどう成長していくかも分からないというのに、こんな大きな恵みを与えてくれることが本当に信じられない国だと思います。
そんな理由で、元々3人目の子供を欲しがっていた旦那が益々欲しがるようになっているのですが、ツワリも出産も毎回大変なことになった私は、ちょっと無理だと思っています。
今年中に話が纏まるというのは予測していたのですが、やっぱり「嘘じゃないのか?」「騙されているんじゃないか?」という思いが消えず、私たちが日本にいる間、旦那がNYに残り何度も確認に行きました。
この夏の里帰りを通して、「やっぱりNYのほうが、日本に比べて子育てし難い街だな…。」といろんな意味で痛感したのですが、人種や年齢、移民であることに全く制限なく、「ブレない信念」と「やる気」が認められ、「やる(あげる)」と言ったら桁外れの贈り物を与えてくれるのが、この街の凄いところであり、魅力なところです。
私の不器用な子育て方法に対して、有力な後ろ盾を得た気持ちで、もちろん改善するべき点反省するべき点も沢山あるので、それらを見直しながらこれからも頑張っていこうと思います。
今年のLabor Dayは人生の中でも数えるほどの記念日となりました。
特別お祝いもせず、普通に過ごしましたけど…。
嬉しいんですけど、やや放心状態です・・・。
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