infinity

ロワール~シャルトル~パリ

2006-01-26 01:33:11 | trip
さて、またもや久々の更新です。フランス旅行の5日目。実際は11月27日です。

朝、古城ホテルにて朝食をいただく。前日と同じ席での食事との事だったので、相変わらず隣の女性と、相手の雰囲気が微妙だった(爆)。女性は一目見ただけで気に入らないというのがあるらしい。不思議なものだ。ちなみに、朝食はとても美味しかったな。出されたハムや、サラミ、パン、バターも朝食では圧倒的に一番美味しかった気がする。夜着いて、朝出発という慌しく古城ホテルを出発しなければいけないのが残念だったが、また機会があれば、古城ホテルに行って見たいと思った。

8時30分に古城ホテルを出発して、シャルトルへ向かう。約210キロ、3時間の行程だ。すっかりバスの旅行という感がするが、嫌いじゃない。ただ、フランスはあまりに景色が同じなので、思わず眠くなってしまうのだが・・・。

シャルトル大聖堂を見学する。今日は日曜日なので、ミサの日なのだ。厳粛なミサでは、信者ではない人は通常中に入ってはいけないらしいのだが、ミサの邪魔をしない事を条件に、特別に入る事が許されたらしい。あまりに素晴らしい建築を見すぎて見飽きた感すらちょっとあるのだが、ここも素晴らしかった。ミサは信者でない俺の胸にも響くものがあった。かなり暗めで、信者達の歌声が響く。その幻想的な感じに俺は思わず、信者達がならぶすぐ後ろの席まで行って、一緒に祈っていた。誰もとめられることはなかった。

そこからパリへ、約1時間半の旅。遂に、久々にパリへ戻るのだ。フランスの秋は黄色い。ようやく戻ってきたって感じがした。ダイアナが事故死した柱も偶然見て、(ダイアナが事故死した日、僕は大学の先輩達と西日本を車で旅して、ちょうど戻ってきたその日だった。今でもはっきり覚えている。ワイルドツアーと呼ばれた約半分が野宿だったあの旅、懐かしい)オルセーの前を通り、ルーブルのすぐ近くで昼食をとる。エスカルゴを生まれて初めて食べたが、こんなもんか?って感じだった。

その後、何故かルーブルの近くの免税店にいかされる。ちぇ!これが大嫌いだぜ。俺は!でも、ルーブル周辺は昔来た事があって、ほとんど覚えていたので、適当にぶらついていた。1時間くらいたった後、遂にルーブルへ。ダビンチコードの舞台でもあるルーブルへ(爆)。約10年ぶりのルーブルへ!で、ガイドさんがついて説明してくれたんですが、非常に楽しかった!あまりに、楽しい人で、何見たかも覚えてないくらい(ってのは冗談だけど)。先週、松井と戸田のガイドもしたって言ってた。フランスにずっと住んでいるそのガイドさんは、松井をでかい人だな~~~と思ったらしいが、有名な選手だなんて知らなかったらしい。フランスでは野球なんて盛んじゃないものね。ポイント、ポイントを押さえたガイドはとても楽しかった。今まで一人だったり、友達としか美術館って廻ったことなくて、団体を目の敵みたいに思っていたが、いざ団体に入ってみるとなんて効率的で楽しいんだ~と思ってしまった。やはり、自分より頭のいい方の話を聞くのは大好きなんですよね。当然、モナリザとか見ましたが(いつの間にか特別室みたいになってた)、私はギリシャ彫刻が一番好きかも。

ルーブルを見た後、ダッシュでセーヌ川クルーズへ。死ぬほど寒かったです(爆)。エッフェル塔の点滅は綺麗でした。また、フランスに戻ってこようと心に誓ったな。周りに見える建築物は、全てっていうくらい歴史的建築物で、フランスっていう圧倒的な豊かさを感じまくったのだ。俺は。だって、東京にこれだけの歴史的建築物がありますか?ここも、かしこも!みたいな。フランスの自信、欧州の自信というのは、この辺からも来てるのかもしれないと思った。だって、伝統は自信でしょ。誇りでしょ。アイデンティティでしょ。そういうものを、たくさん持ってるし、触れているし、大事にしている。それが尊重された街づくりになっている。日本にもたくさん、伝統がある。その価値に自ら気がつかないといけない、と思った。恥ずべき事はない。スシや芸者以外にも、文化や伝統はあるはずだ(爆)。

さて、くそ寒かったセーヌ川下りが終わったあと、夕食はビーフシチュー(爆)。だんだん手を抜いてないか?と思わないこともなかったが、温かいだけまだましか。でも、ここでまた一人できたおばさんに捕まって、非常にうざいことに。ほんと、ありがた迷惑に、「人生チャンスをつかまないと」とか、「自分で動かないでどうするの?」とかのたまう。勝手に動いてくれよ。おばちゃん。私の30歳くらいの時は・・・みたいは話まで始まる。もう、めんどくさくてうなずいていてだけだった。ってかさ~、聞いてないのに自分の話ばっかりすんなって!と思ったな。なので、あまりいい思い出ではないです。この晩御飯は。

晩御飯を食べた後、フランスの寒い夜空で、煙草をふかす。う~ん、極上の気分だった。その後、バスでソフィテル ベルシーというホテルに向かう。★★★★ホテル(フランスでは4つが最高らしい)は、とても綺麗だった。が、あまりに疲れていてすぐに眠ってしまった。長い1日だった。そう、もう明日が最後の日なのだ。

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