infinity

「マスコミ報道にモノ申す」にモノ申す(爆)

2006-02-15 18:24:01 | Sports
加藤条治の敗因――マスコミ報道にモノ申すという記事を読んで非常に違和感があった。

(1)8分間の中断が加藤選手が響いた とマスコミは報道している
(2)スケートはアクシデントが多い競技
(3)前の選手が転ぶというアクシデントは想定外だったのかと聞きたい
(4)心を乱されるような地雷がうまっているのが試合だ。
(5)加藤選手は、何の言い訳をしていない。

なのに、なぜ敗因をマスコミは掘り下げるのだ?あのせいでダメ、このせいでダメと過剰に取り上げることこそ、(私は!)納得がいかない。

らしい。どうでしょう。「いいじゃん」って思いません?

全ての責任は自分にある。自分が弱かったから負けたのだ。それは常に正しい。が!それでは記事にならないでしょうが。選手が自らあのアクシデントがなければ・・・と言ったらちょっとひく。が、マスコミが原因を色々探るのは全然いいんじゃないかな~。当たっていようが、いまいが、結果は変わるわけじゃない。ありとあらゆる可能性を報道だけしてくれればいいと思うんだけど・・・。

堀井学さんは、加藤選手が「影響はありませんでした」と言ったのを聞いて「そっか・・・」と言ったんだよね。その「そっか・・・」はかなり深いと思ったんだよな~。堀井さんは、よく言われているのがスラップスケートの犠牲者という言われ方をします。それが本当かどうか分からないけど、スラップスケートにアジャスト出来なかったため、メダルに手が届かなかった。1年前は金メダルも有力視されていたのに。

だから、他の選手には取れるときにとらせてあげたい!チャンスはそう何度もないのだから。ましてや、世界記録を保持したまま挑めるオリンピックなんて、そうはないだろう。なのに・・・、というような悔しさ、無念さがすごい伝わってきた。加藤選手よりも、堀井さんのほうが悔しがっているのでは・・・みたいな。「何で靴ひもを外さなかったんだ?」と言いたかったかもしれない。でも一番ショックなのは、加藤選手本人。ぐっとこらえたんだろうな。で、ほんと振り絞るような声で「そっか・・・」だって、今後いくつもメダルをとれる事になるのか?これが最後のチャンスだったかもしれないのか、それは誰にも分からないじゃない。ただ言えたのは、トリノは終わったって事だけ。堀井さんは、自分が経験したけど、余計なお節介だと思って、我慢したのかな・・・。

堀井さんは加藤の速さをよく分かっていた。だから、本当の速さではなかったんだよ。とテレビを通して伝えたかったんだろう。だって、選手自らが言うわけないもん。それを、知ることが出来たのはよかった事じゃないのかな?

この人は何様なのだろう?と思ってしまう。
<ではそこで聞きたい。前の組の選手が転ぶことは想定外だったのか?>
って、そんなの想定内に決まってるだろう。だが、当然動揺する。そんな分かり切ったことを何を偉そうにと思ってしまった。そんなのより、もっと無様というか、醜態をさらしているのがあっただろう。何でそっちを報道しないのかが俺には不思議でならない。


最新の画像もっと見る