第43代紫組要領次第

開成高校第43代紫組要領次第係のホームページ。

英語ずき

2005-03-18 10:58:08 | Weblog
英語がすき。

 なぜだろう?
 人間の思考の根幹を成す、言語というものに惹かれているから?外国語を学ぶということは、全く別の考え方を身に付ける、ということで、そこに魅力を感じているから?
 たぶん違う。

 初め好きになった時は、そんな、「思考の根幹」だとか「考え方」がどうこうなんて考えていなかったはず。
 たしか中学一年の時の英語の先生がすごく優しくて、授業も楽しくて、それで英語が好きになった、そんな単純な話だった。自分が二年生になる前、その先生が、「私は来年はあなた達の担当ではないですー」みたいなことを言ったときは、結構悲しかった。最後の授業で、bridge over troubled water を歌ってくれた。
 中二の時はクラスの担任の先生が英語の先生で、灰色頭髪のその先生は自分に大きな影響を与えた。六年に一度しかネクタイをしないというその先生の影響で、自分も出来るだけネクタイをしないようにしている。他にも色んな点で影響を受けているかもしない。自分では気付かないけど。
 教員室の端にあった、暗い部屋で、相談にのってくれたこともあった。中一の時の英語の先生とはカラーが全然違ったけど、それも素敵だった。
 こうして英語好きが醸成されていったのだけど、別に他の人にぬきんでて得意だったとかでは無くて、基本的に、できは悪かった。

 高校一年と二年の時には老紳士が英語の授業の担当だったんだけど、その先生の授業を熱心にマスターしたお蔭で、英語が少し得意になった。それまでは、下手の横好き、だっただけなんだけど。そこからいろんなことが変わった。

 学校の成績なんて大事なことじゃない、なんて中学・高校の時は思っていたけど、そんなことを思っていたってことは、無意識下では(subliminally)それなりに自分のできの悪さに引け目を感じてたんだろうなぁ、って今は思う。
 そういうしょうもない自分が変われたのはひとえに英語のお蔭で。

 英語のみならず、いろんな勉強に前向きに取り組めるようになったし、
 そうして、将来は英語を使う仕事に就きたいなんていう目標とかも作ったりして、頑張れるようにもなったし。

 高二・高三の頃勉強していたNHKの教材を今復習している。そうしたらなんか突然いろんなことが懐かしくなって、こんな拙文したためてみた。

 だから、どうしても将来は英語を使う仕事がしたいの。おわり。

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