第43代紫組要領次第

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競走馬の話

2005-01-18 11:07:49 | Weblog
「競走馬」と言うと堅いかな。
ようするに競馬の馬のこと。
「速さ」こそが唯一要求される能力で、
速ければ速い方が良いとされている。
でも速すぎるとどうなるのか。
そんな話。

「走る」というのは脚に負担をかけること。
人間で考えるとイメージしやすいけど、
すり足で歩くのと、一生懸命ダッシュするのでは
脚にかかる負担が違うことは容易に想像できる。

「速ければ速いほど脚に負担がかかる。」

この辺は物理の運動量だとかエネルギーだとかで説明できると思う。
自分はできないけど。

たしか馬は走る時、脚に何トンとかいう力が加わるんじゃなかったかな。
だから、馬は速すぎると脚がその物凄いエネルギーに耐え切れず、脚が折れる。
脚が一本折れて使えなくなると、
あの重い体(500キロぐらい)を残りの細い3本の脚で支えることになる。
脚というけど、馬って、人間で言うとつま先の部分で立っているんだよね。
それはとても大変。
大変すぎてその3本の脚は腐っていくらしい。
そうすると生きていけない。
苦しい。
だからそうなる前に安楽死させられる。
脚を折ったらまず安楽死させられる、、、らしい。あんま詳しくないけど。

以前とても速い馬がいた。
圧倒的な差をつけるレースをいつもしていた。
でもある大きなレースの途中、
脚が折れた。
大きく開いていた後続との差がみるみる縮まって
レースを離脱した。
その場で身罷った。

人間ではどうか。
能力が高すぎるとどうなるのだろう。

まぁ、そういう人は、何でも乗り越えられるんだろう。

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1 コメント

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む~ (はまね)
2005-01-29 00:45:54
>その場で身罷った。



読み方が分からず調べちゃいました。「みまかった」ですな。最初身籠ったと勘違いして、なんで妊娠するんかな?とか考えてしまいましたw



能力が高すぎる人って、周りに理解されない苦しみがあるっていうけど、自分に自信があるから、そういう苦しみを乗り越えられるんだろうね。そういう人間になってみたいものです。
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