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医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

自身の見識を高めるため

2015-02-11 20:39:28 | 編集スクランブル
★真に偉大な人間とは、ひとたび決めた信念を、生涯貫いていける人のことだ。
人間の真価は、苦難に直面した時にわかるともいえる。
★「競争」かた「共創」へ
知恵の結集があらたな価値を生む
さまざまな協力関係によって、共に価値を生み出す「共創」へ
一部の優秀な人間の発想をベースにするのではなく、さまざまな人たちの知恵を結集し、新たな価値を生みだしていく。

★人間は勉強したかどうか、努力したかどうかによって差が出てくる。
★人材が乏しく、自力ではアイデアが浮かびにくい小さな町や村は、他の自治体に学ぶのも有効である。
しかし、最後は「自力」「自助」が全てを決める。
★魅力あるまちづくりや人を呼ぶ込む対策に何が必要か?
真剣に勉強したか、努力したかで地域に差が出てくる。
★2013年に福岡市博多区で発生した診療所火災。
未明に出火した炎は室内に煙を充満させ、一酸化炭素中毒で自力の歩行が困難な高齢者を含む10人の命が奪われた。
★スプリンクラー設置や自動火災報知設備の義務化が期待される。
地域包括ケアシステもの担い手としての有床診療所への支援に期待が広がっている。
★新聞を読む、ニュースを見る、ネットで情報を収集する・・・どうしてこのようなことを行うのか?
★それはひとえに自身の見識を高めるためであろうか。
見識を高めるとは、幅広い情報の中から、より深い考察を導き出すためだ。
★そして、ネットは「インフォメーション」を得るのにとても便利なツールなのだが、より深い洞察(インテリジェンス)は自身で築くほかない。
★1967年の第三次中東戦争でイスラエルに敗れ、東エリサレムと
ヨルダン川岸を奪われたヨルダンでは、イスラエルとその後の後ろ盾の米国への反感が強い。
ヨルダンの人口650万人の7割は、西岸などから逃れてきたパレスチナ難民出身だ。
★ヨルダンは部族社会で、中には過激派に近い部族もある。
ヨルダン政府に国外へ追い出された危険分子が、過激派に身を投じているという事情もある。
★かつてアフガニスタンへソ連が侵攻したときも、アラブ諸国はウサマ・ビンラディンのような危険分子を義勇兵としてアフガンへ追い出したが、彼らが戦後復帰したとき、テロに苦しまれていた。



知ることは行動すること

2015-02-10 07:14:24 | 編集スクランブル
★多様化する消費者に対応する企業は“変化対応業”“変化適応業”と呼ばれ、勝ち抜く条件を持った企業に位置付けされている。
商売を繁盛させる鍵は“常に現場にヒントあり”という考えを持つ企業は少なくない。
中国の明時代、王陽明(儒学者)の「知行合一」という名言があるが、知識と行為は一体であり、実践を伴わない情報(知識)は未完成という教えである。
分かりやすく言えば、「知ることは行動すること」である。
「アイディアは既存の要素の新しい組み合せ以外の何ものでもない」と言われるように、組み合わせ、コラボから新しいヒント、アイディアが誕生するということである。
誰とコラボするか、何と組み合わせるかが重要である。
“現場感覚”“現場発想”“現場目線”といったふうに、現場に徹したところから何か新しいモノ、コトが生まれる可能性が高いということだ。
商売なら「顧客から」「顧客に近い社員から」本当のことを“聞く”ことから始めてみることだ。
経済ジャーナリスト・上妻英夫さん
★働く女性の処遇改善プラン
働く女性をサポート
「働く女性の処遇改善プラン」を発表します
~ すべての女性が働きに応じた処遇を得られる社会の実現へ向けた各種施策をとりまとめました ~
厚生労働省は、このたび、「働く女性の処遇改善プラン」をまとめましたので、以下のとおり発表します。
昨年10月、すべての女性が輝く社会づくり本部(本部長 内閣総理大臣)は、すべての女性が働きやすい環境づくりを推進するため、「すべての女性が輝く政策パッケージ」を決定しました。
これを受け、厚生労働省では、女性が多様なニーズに応じた働き方でさまざまな分野で活躍し、働きに応じた処遇を得られる社会の実現に資する各種施策を「働く女性の処遇改善プラン」としてとりまとめ、着実に実施していきます。

「働く女性の処遇改善プラン」の主な内容
1.各地域において「パートタイム労働法」「労働契約法」などを集中的に周知 する「均衡待遇実現キャンペーン」を推進
2. アベノミクスによる経済の好循環を非正規雇用労働者の処遇改善につなげる ため、働きに見合った処遇改善を推進する政策的支援を実施
3.女性の離職によるブランクなどに対応するための公的職業訓練を充実させ、 育児休業期間中の非正規雇用労働者などに対し訓練を実施する事業主への 支援など、女性のライフステージに応じたスキルアップを支援
4.男女雇用機会均等法の周知・徹底や期間雇用者の育児休業取得を促進するほか、 人材が不足している分野の特性を踏まえた雇用管理の改善などを通して、 いきいき働ける職場環境を実現
5.「正社員実現加速プロジェクト」の推進
o 「働く女性の処遇改善プラン」の推進(PDF:732KB)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000071721.html
★テレワーク
自宅やサテライトオフィスで勤務
育児・介護、職員を支援
佐賀県庁
これまで九州内の7県では存在感が今ひとつ薄かった佐賀県が、IT時代を迎えて全国の脚光を浴び出した。2011年4月には県内の全救急車に情報を受送信可能なタブレットを配備して救急隊と医療機関で情報を共有し、患者の搬送時間を短縮させた全国初の医療機関情報・救急医療情報システムを開発。今年10月1日からは約4000人の県庁職員全員を対象に全国の自治体では初となる「全庁テレワーク」を導入、ワークスタイル変革の最先端を走る。
佐賀県はテレワークを「在宅勤務」「サテライト勤務」「モバイルワーク」という3つの形態に分けている。一般的な形態は在宅勤務。子供の育児や親の介護などのため、自宅からパソコンを使って仕事をする。
 サテライト勤務は、県内11カ所の総合庁舎や東京事務所、大阪事務所の「サテライト・オフィス」を使用する。出張時などに最寄りのオフィスで勤務する。オフィスにはウェブカメラが設置され、会議にもテレビを通じ出席できる。
 3つ目のモバイルワークは、農業改良普及センターやと土木事務所といった生産現場や工事現場が、そのまま職場に直結する勤務形態だ。
 「たとえば、病虫害よる農作物被害を調査する際は、以前は写真を撮って別の地図に一つひとつ移していた。ところが、タブレットがあれば、位置情報付の写真を撮影して電子マップ上に反映させることができる」と徳富センター長。災害現場を調べて報告する際も手間暇がかからないという。
“不測の事態”にも役立つテレワーク
自らの体験をもとに、「決裁権限者が入院していても、テレワークなら業務に支障をきたさない」と強調する徳富所長
 テレワークは、そういう通常の勤務形態だけでなく“不測の事態”にも役立つ。
 徳富センター長は昨年11月から2カ月間、外科手術のため、福岡市内の病院に入院した。ちょうど、年度末の定期人事異動の原案を作成する時期と重なった。
 「私が原案を作成しなかったら、副センター長は作成する権限がないため、本庁の課長が作成することになる。そんなことはさせられなかった」。
 休暇届は提出していたが、徳富センター長は病院にパソコンを持ち込んで異動原案を作成して送信。原案提出後の本庁のヒアリングには携帯電話で対応したという。
 「役所に限らず、組織には決裁権限が持つ者しかできない仕事がある。その人間が職場に不在でも、通信環境が整っていれば、仕事ができて業務に支障をきたさずに済む。私の場合は稀なケースかも知れないが、テレワークが試行されていなかったら、組織に大きな迷惑をかけていただろう」と徳富センター長はそう振り返る。
これまで「一歩、一歩、階段を登ってきた」
 本庁でテレワークの旗振り役の前線に立つ県統括本部情報・業務改革課の陣内清・業務改革担当係長は「テレワークは一気に進んだわけじゃない。一歩、一歩、階段を登ってきた」と強調する。
 佐賀県が在宅勤務制度を導入したのは2008年1月。育児や介護で在宅勤務がやむを得ない職員のみを対象にした。当時の利用者は10人。都道府県庁では全国初の試みだった。
 ケーブルテレビのインターネット回線とノートパソコンを利用した。同年7月、制度対象者の範囲を少し広げたところ、利用者は16人に増えた。

新しい仕事は枠を破ることから

2015-02-09 01:29:17 | 編集スクランブル
★宿泊旅行の目的は?
「地元でおいしいもの食べる」がトップ。
旅先を考える時に意識することは?
「地域らしさを感じられるものを選ぶ」が約62%。
地域で新しい価値創造(進化)を生み出すこと。
課題解决のポイントは、「地域自らが答えを出す」ことだ。
成功確率より、地域の自立、持続、主体性、責任感の醸成を意識し、地域内に圧倒的な当事者意識と主体性を生み出していくことだ。
(株)リクルートスタイルの観光に関する調査・研究・地域振興機関「ジャランリサーチセンター・沢登次彦さん
★リーダーに必要なものは?
一つ一つの物事の背後にある、人の苦労を知っていることである。
そこから励ましもうまれる。
★生命は永遠である。
これを「使命」を置き換えて解釈したい。
先人が構想する。
自分の生きている時代には成し遂げられない。
そこで次世代の人たちに構想や夢、課題を託す。
★観月ありささんは24年にわたり連続ドラマの主演を務める。
2010年、19年連続達成時に“ギネス世界記録”として初認定された。
-女優として、第一線を走り続ける秘訣か?
苦手なことにも挑戦することだと思います。
“無理かな”と不安に駆られる一方で、“やってみたら、どうなるのだろう”という好奇心を持つことですね。
すると、嫌なことでも。こういて楽しめるっていうふうに、気持ちを切り替えられるんです。
好奇心が、自分の可能性を広げる原動力ですね。
★新しい仕事は枠を破ることから。

リテラシーが必要な世の中

2015-02-09 00:43:51 | 編集スクランブル
★アメリカの調査会社は、2014年のスマートフォンの世界出荷台数が13億台を超えたと発表した。
「過激派組織がユーチューブに動画を投稿することで、身勝手な主張を世界中に、いかも瞬時に拡散させています。主張だけならまだしも報復手段としれの殺害映像なで流す始末です。
こうした状況に対処するには、情報の受けてがよほどしっかりしなくてなりません。
情報に流されたりすることのないように、情報を批判的に受容することが必要です。
分かりやすく言えば、うのみにいないで少し疑ってかかることで真実が見えてくる場合もあります。
ますますこうしたリテラシーが必要な世の中になりそうです。
日本大学教授・岩渕美克さん
★作曲家・弦哲也は1947年に千葉県銚子市生まれ。
1965年歌手デビュー。
1976年作曲家に転向。
2500超える曲お世に出した。
50周年記念曲は犬吠崎~おれの故郷~」
作詞・弦哲也、作曲・五木ひろし
五木ひろしは弦哲也と同じ1965年、松山まさるの名でデビュー。
二人は50年前からの同志でライバル関係。
ジャケットの題字は川中美幸。
2人の原点になった「ふたり酒」は1980年のミリオンセラー。
このヒット曲で弦哲也一家は風呂のある家に引っ越せた。
家族は「ふたり酒」を“お風呂の歌”と呼んでいるそうだ。
藤中治さん
★NHKの放送技術者は、現状の放送を“もっと良くしていきたい”という問題意識を持っています。
「視聴者が何を求めているのか」「もっと効率的に情報を伝えるためにどうすれないいのか」を考え、知恵と工夫によって機材を日々開発しています。
NHK放送技術局総務部副部長・宮崎太郎さん

心に希望を持つ限り人は負けない。

2015-02-07 06:12:59 | 編集スクランブル
★人にはそれぞれの悩みや苦しみがある。
あるインターネットの調査では9割強が「自分の思いを他人に伝えられない」と回答している。
★「空気を読みすぎて、思いを言葉にできない」そうだ。
思いを伝えたい最大の理由は「相手に自分のことを理解してもらうため」
相手に思いが伝わっていると感じられる女性ほど、幸福感が高いという結果も出た。
★人間関係は希薄になっているので、互いに信頼し、心を通わせることは難しい。
心を開くこと、自分から話しかけることが一歩であろうか。
★世の中に対して不満を言ったり、批判をしても社会は変わらない。
自分の成長もない。
やはり苦労しながらも、その環境を楽しむことだ。
人間って行動さえしていれば、その行動に愛着が持てるようになるし、楽しくもなる。
その一歩を踏み出す勇気を持ってほしいですね。プロ野球独立リーグで日本一に輝いた四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックス球団代表・坂口裕昭さん
★心に希望を持つ限り人は負けない。














写真:2月4日午後5時の満月、取手利根川土手から撮影

生き抜くには何は大切かを深く知ることができた

2015-02-07 03:40:00 | 編集スクランブル
★「競争」かた「共創」へ
知恵の結集があらたな価値を生む
さまざまな協力関係によって、共に価値を生み出す「共創」へ
一部の優秀な人間の発想をベースにするのではなく、さまざまな人たちの知恵を結集し、新たな価値を生みだしていく。
★一人一人の才能や個性を大切にして、最大限に力を発揮することが目標達成の鍵となる。
★課題が山積する時代。
地域の創生も、各地域で新たな知恵が模索されている。
民衆の主体的な取り組みを、いかに進めることができるのか―今まさに “地域創生”で我が地域が生き生きと輝けるかどうかの時代だ。
★地震では壊れない「人の絆」などを大事にしよう。
なにより芸道を極めようと。
人間は自然の猛威にはかなわない。
だが、苦しみ、悲しみの中で、生き抜くには何は大切かを深く知ることができた。落語家・桂文珍さんは20年前の淡路・阪神大震災について語った。
★“生活基盤”を整えることは大事。
でも、それ以上に“人生の基盤”を強固にしたい、と決意した東日本大震災の被災者のご婦人が語っていた。
福島県内の仮設住宅が、台風による床上浸水で被災。
別の仮設住宅に移転を余儀なくされたのだ。














“同苦”の精神

2015-02-07 01:09:21 | 編集スクランブル
★宗教に名を借りたテロが世界を震撼させているさなか、・ドイツ・ヴァイツゼッカー元大統領が死去したことが伝えられた。
“過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる”との言葉で知られる。
“精神に対して政治を、政治に対して精神を開き、それぞれ有効に働かせることに貢献したい”
その政治家としての立場は宗教的信念を基盤としていた。
政治は次々に起こる“現実”に振り回さがちだ。
だが、「言葉の力」で政治に理想を吹き込んだ。
★「地道でなければ偉大な事業は成し遂げられない」
★「信念は続けことが大切」
★言葉は大切である。
理念や行動をどのように表現するかである。
定年後の生活を“余生”と考えるところから地域に、希望や活力を与える“与生”として、地域貢献の人生を歩むかである。
★人生に“蘇生”のドラマもある。
★“中道”とは、“道に中(あたる)”とする。
自分の道や行動が「人間としての価値ある道」であるか、どうかが問われている。
★悩む人や苦しむ人に同情しても“同苦”はできない。
同情や憐れみは“上から目線”に過ぎない。
その意味でジャーナリストの後藤健二さんの活動は“同苦”の精神で貫かれていたのだと思われる。
★暴力に打ち勝つ“非暴力”の精神。
アメリカ公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング博士の誕生日を記念するパレードが先月ホノルルで行われた。
★相手が信義を守るから自分も守るというのではない。
自らの信念としての行動であった。
作家・太宰治は、メロスは「わけのわからぬ大きな力にひきずられて走った」と記している。
“大きな力”とは?
人間としての普遍の信実であり、普遍の正義であっただろうか。

期待される生命尊厳の思想の広がり。


自分で自分を尊敬できる生活をするのだ

2015-02-06 12:58:19 | 編集スクランブル
★5㌧トラックで6500台分の雪で作る雪の祭典「さっぽろ雪まつり」
それまでは公園は雪捨て場であった。
第1回は65年前、地元の中・高校生が6つの雪像を作ったのが始まり。
雪まつりは「利雪」「活雪」「親雪」などの理念があるそうだ。
厄介な雪も斬新なアイデアで世界屈指の祭典となった。
★仏教には普遍的な慈悲である菩薩業を実践する。
宗教は生活、社会で活かされる。
★「自分で自分を尊敬できる生活をするのだ」作家・ゴーリキー
★子どもの貧困
シングルマザー100人の声
「今回の調査を終え、あらかじめ思うことは、子ども時代は本当に大切だということです。困窮されている人のほとんどが、子どもの頃から貧困や暴力などさまざまな問題を抱え続け、簡単には癒やせない深い傷を負い、苦しんでおられます。
さらその人の父親、母親にも同様の経験があり、それが次世代の子どもたちにも受け継がれていくだろうという「ことが察せられる、いわゆる“負の連鎖”が繰り返されています」
社会問題として丸ごと支援を
大阪子どもの貧困アクショングループ代表・徳丸ゆき子さん
★「人物誤認」
知らない人(未知の人)を肉親や配偶者(既知の人)と誤認する。
この人物誤認の特殊なタイプを記述したのがフランスの精神科医・ジャン・カプグラ(1873~1950)
振り込め詐欺が横行する現代日本の社会では、妄想というより、皮肉なことに思い込みである。
★「戦後日本の人身売買」
戦後初期の日本では驚くほど多くの子どもや若い女性が売買されていた。
子どもは労働のため、若い女性は売春のために売られ続け、それを警察も自治体も半ば放任していた。
何度も冷害を受けた東北の農家や炭鉱労働者の家計の子どもや女性が売られていた。
「わたした、これまでの研究のなかで、ハンセン病の患者の隔離や売春や「人身売買の放任が国策としてなされてきたことを指摘してきたが、そうした経験を基に、戦後日本の炭鉱合理化政策の過ちを歴史的に解明する入り口に、今ようやく立つことができた」敬和学園大学教授・藤野豊

思考によって、行動を変える

2015-02-05 12:51:21 | 編集スクランブル
★キリスト教徒を嫌った背教者ユリアヌス帝もキリストの貧民救護精神には一目おいていたという。
そもそも神々を奉じる古代の賢人たちは憐れみや哀惜の情を病的なものと見なした。
それは情動を抑えることができないに等しいのだ。
正義を究めたプラトンにとって乞食の問題は国家の埒外にあった。
このような雰囲気のなかで、キリスト教は憐れみの情を重んじ、慈悲深い神は
人にも憐れみを求めると教えた。
その斬新そのものであり、その頑迷なほどひたむきな信者の共同体に人々は魅せられたのである。
ユダヤ教の異端として生まれたキリスト教は発生当初1000人ほどのカルト集団だったが、公認された4世紀初めには600万人ほどになった。
二百数十年でこの新興宗教はローマ帝国の住民の一割程度に成長した。
★「民主党を見つめ直す」元官房長官・藤村修回想録
本書は、野田内閣の官房長官を務め、政界から引退した保守政治家の足跡である。
気鋭の政治学者・竹中治堅さんによるインタビュー記録(オーラルヒストリー)からは、高邁な理想を掲げる一方で、政策実行能力に欠くなど政党の体をなしていなかった実態が浮き彫りになる。
同時に行間から党再生のヒントを読み取ることができる。
論戦の低調ぶりから相変わらずの寄り合い所帯的体質など各纸が報じられた代表選。
「これまでの民主党はまとまりを欠き、組織決定に従わないことが多かった。一連のインタビューで、党内の意思決定方法が不透明なことも分かりました。その点をどうクリアするか。したたかな自民党に対抗するには、まだ10年はかかるかもしれませんね」竹中治堅さん
★選択理論。
思考によって、行動を変える。
選択理論はよりよい人間関係を築くための心理学であるため、
人間関係があるところであればどこでも応用可能です。
その中でも、私たちにとって特に身近で、誰もが良い人間関係を築きたいと願っているにもかかわらず、
うまく関係を築けていない4つの人間関係をピックアップしました。
これらの範囲において、選択理論は特に有効であるとされています。
“なんであんなこと言ってしまったんだろう…”

“なんであんな態度をとってしまったんだろう…”

本当の想いは違うところにあるはずなのに、

誰しもコントロールできなかった自分の言葉や行動に対して、後悔したことがあると思います。

家族や友人、恋人など自分の想いをそのまま相手にぶつけてしまったり、

なぜだか分からないけれどぞんざいな態度をとってしまったりと、

相手を傷つけてしまった後悔が後から自分に迫ってくる、

そんな経験をお持ちの方も多いことでしょう。

しかし、こみ上がる感情や出てくる言葉・態度をセーブしたりコントロールすることはなかなか難しいもの。それでも、できるだけそういった後悔や痛い思いはしたくないものです。

では、どうすれば冒頭で挙げたような後悔をなくすことができるのでしょうか。

その鍵はたった1つの自分への質問にありました。

『その行動は、相手との距離を近づけるものだろうか?』

恋人とのケンカの最中、子供が言うことを聞かないとき、職場で意見がぶつかったとき
恋人とのケンカの最中、子供が言うことを聞かないとき、職場で意見がぶつかったとき、

そんな自分の口から棘のある言葉が出そうになったときに、ふとこの言葉が思い浮かぶと、

相手との関係にヒビが入らないような言葉や態度で自分の想いを届けることができるでしょう。

ぜひ、頭の片隅にこの自分への質問を入れておいてくださいね。

その行動は、相手との距離を近づけるものだろうか?』

後藤さん殺害事件で「あさイチ」コメント反響

2015-02-05 01:38:51 | 編集スクランブル


柳澤キャスターの珠玉の1分間


水島宏明


YAHOO!ニュース 2015年2月2 配信

若者言葉ならば「神コメント」と言うのだろう。

偶然、テレビからそんな言葉が聞こえてきた。

NHKの「あさイチ」で、メインキャスターの有働由美子、井ノ原快彦の2人の横でどぼけたオヤジギャクを時折飛ばす柳澤秀夫解説委員。

ふだんは温厚で駄洒落好きのちょっとズレた中年男性という役割で発言するが、今朝は冒頭から違った。

有働、井ノ原の「朝ドラ受け」をさえぎって、以下のようにコメントしたのだ。

「あさイチ」を見ていなかった人のために、あえてその全文を書き写してみた。

「冒頭なんですけど、すみません。昨日から今日にかけて大きいニュースになってきた後藤健二さんなんですけど、

ちょっと、あえて、冒頭で、一言だけ・・・。

僕も後藤さんとはおつきあいがあったものですから、一番、いま、強く思っていることは、ニュースではテロ対策とか過激派対策とか、あるいは日本人をどうやって守ればいいか、が声高に議論され始めているんだけど、ここで一番、僕らが考えなきゃいけないことというのは、後藤健二さんが一体、何を伝えようとしていたのか、ということ。

戦争になったり、紛争が起きると弱い立場の人がそれに巻き込まれて、つらい思いをするということを、彼は一生懸命に伝えようとしていたんじゃないか。

それを考えることが、ある意味で言うと、こういった事件を今後、繰り返さないための糸口が見えるかもしれない・・・。

われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。

それが後藤さんが一番、望んでいることじゃないか。そう思ったものですから、冒頭なんですけど、ちょっとお話をさせてもらいました。」

時間にすれば、わずか1分あまり。

実は、柳澤秀夫氏は1990年から91年にかけての湾岸戦争当時、数少ない西側諸国の特派員としてイラクに残って、レポートを繰り返した伝説的なテレビ記者だ。

アメリカを中心とした多国籍軍が空爆した後の様子をイラク当局が検閲するためにあえて英語で伝えた記者レポートは各局のテレビ記者たちの間で語りぐさになったほどだ。

私自身も柳澤氏にはるかに及ばないが、湾岸戦争やイラク戦争などの悲惨さを取材したことがあるので、今回の後藤さんの事件を受けた彼の思いは痛いほど伝わってきた。

■後藤健二さんが本当に望んだこととは

後藤健二さん殺害を伝えるビデオメッセージで「イスラム国」側が、今後も日本人を標的にすると宣言したことで、急に各社のニュースが「「日本人の安全」をや「テロとの闘い」をめぐってザラついたものになっている。

柳澤氏が指摘するように、「後藤健二さんが本当に望んだことなのか」が疑わしい雰囲気が一気に訪れている。

どうか、柳澤氏の上記のコメントを、かみしめて読んでほしい。

NHK、民放を問わず、スタジオのコメンテーターは吐いて捨てるほど存在する。

私自身もだいぶ以前、テレビのコメンテーターを務めた経験があるが、大きな事態に、大事だと思うことを、適切な言葉を選んで視聴者の心に届くように話すということは簡単にみえて、実際にはとても難しい作業だ。番組の限界や局の限界もある。

だが、コメンテーターにとって本当に大事なことは、こうした節目の事態にこそ、きちんとした「見識」を示すことだろう。

後藤さん殺害の後で、今、テレビに求められているのは、この事件をどう受けとめるべきなのかという「解釈」をきちんと示すことだと思う。

柳澤氏は、ジャーナリストとしての長い経験に裏付けられた見識を示した。

柳澤氏と同じようにジャーナリストとして紛争地の周辺を取材した人間として、柳澤氏や後藤さんの胸中を想像して、思わず涙が出るほど、心に響くものだった。

番組の冒頭からあえて発言した柳澤氏の勇気をたたえたい。

「われわれ一人ひとりにできることというのはものすごい限界があるんですけど、この機会にそういうことを真剣に考えてみてもいいのでは・・・。」

柳澤氏のこの言葉の意味は重い。NHK、民放ふくめてテレビに出演している人たちだけなく、あらゆる人たちが今問われていることだと思う。


※水島宏明 <http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/> : 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター





「組織人間」ではなく「人間組織」

2015-02-02 03:35:48 | 編集スクランブル
★歴史認識問題は過去の事実に左右されるだけではなく、「それぞれの時代を生きる“現在”の人々の問題だ」
★第一次世界大戦はなぜ起こったのか?
民衆が、自国の内政の苦難を他国の政策の悪意の結果と捉え、祖国の危機を救えと訴えた時、戦争を選ばない為政者はいなかったのである。小野塚知二さん
★現代は軽薄に傾きつつあるが、その歯止め役としての新聞の役割に期待したい。
★雇用労働者の4割弱を占める非正規雇用問題が懸念される。
★部活の顧問に2億3000万円の損害賠償?!
テニス部の練習中に熱中症で倒れた元女子高生に重い障害が残り責任を問われた顧問教諭。
★「人間」が先である。
「野球人間」でははなく「人間野球」
「組織人間」ではなく「人間組織」
単語の順番を入れ替えただけで、確かに意味は違ってくるのだ。
★和紙がユネスコ無形文化遺産に。
細川纸は、約1300年もの間、埼玉県の東秩父・小川町で漉(す)かれ続けている。
手漉きの和紙の魅力。数百年経っても真っ白。
「この和紙には、1300年間の技術の積み重ねや人の生き方、苦労も喜びも含まれているんでよう」細川紙技術協会会長で人間国宝でもある鷹野禎三さん

「組織人間」ではなく「人間組織」

2015-02-02 03:35:48 | 編集スクランブル
★歴史認識問題は過去の事実に左右されるだけではなく、「それぞれの時代を生きる“現在”の人々の問題だ」
★第一次世界大戦はなぜ起こったのか?
民衆が、自国の内政の苦難を他国の政策の悪意の結果と捉え、祖国の危機を救えと訴えた時、戦争を選ばない為政者はいなかったのである。小野塚知二さん
★現代は軽薄に傾きつつあるが、その歯止め役としての新聞の役割に期待したい。
★雇用労働者の4割弱を占める非正規雇用問題が懸念される。
★部活の顧問に2億3000万円の損害賠償?!
テニス部の練習中に熱中症で倒れた元女子高生に重い障害が残り責任を問われた顧問教諭。
★「人間」が先である。
「野球人間」でははなく「人間野球」
「組織人間」ではなく「人間組織」
単語の順番を入れ替えただけで、確かに意味は違ってくるのだ。
★和紙がユネスコ無形文化遺産に。
細川纸は、約1300年もの間、埼玉県の東秩父・小川町で漉(す)かれ続けている。
手漉きの和紙の魅力。数百年経っても真っ白。
「この和紙には、1300年間の技術の積み重ねや人の生き方、苦労も喜びも含まれているんでよう」細川紙技術協会会長で人間国宝でもある鷹野禎三さん

金融の透明化を日本から世界に働きかけてほしい

2015-02-02 01:18:18 | 編集スクランブル
★「私の仕事があるのは新聞のおかげ。だって難しく書いてくれるから」ジャーナリスト・池上彰さん
★「口をつぐんでいたら原爆の歴史は葬られてしまう。憎しみを訴えに変え、私は死ぬまで続ける」宮城県原爆被害者の会事務局長・木村緋沙子さん(77)
★体罰で処分された公立学校教員過去最多の3953人。
「ワイセツ」も最多205人。
★毎日新聞の記事「就活」に日大芸術学部新聞学科4年・鈴木智絋さん(22)の記事が掲載されていた。
千葉県立高校の野球部の元投手だったが腕を損傷し野球を諦めた。
日大入学後は日本大学新聞に入部。
中学時代の夢「スポーツライターになりたい」へ向けて就活。
えんとりーシートや面接で学生記者としてやってきたこと、高校までの野球経験を中心に、自己アピールを組み立てた。
面接官の反応が良かったのは、ローカルスポーツ誌「ベースボール神奈川」(横浜市)のカメラマンを務めた体験談だ。
サンケイスポーツ記者に内定。
★プロ野球12球団の春季キャンプが2月1日、沖縄、宮崎で始まった。米大リーグに挑戦した4選手が日本球界に復帰。
★すべての先進国で、富みの格差が大きくなっている。
日本は1990年代以降、非常に低い成長が続いてきた。
低所得者がより不利な状況に陥ることになり、影響は深刻だ。
インフレを創出する唯一の方法は、賃金を上昇させることだ。
格差を固定化させないためにも教育に対して富を振り向ける必要がる。
重要なのは、やはり資本そのものへの累進的課税だ。
海外に逃げて課税を回避するような行動を防ぐた、各国が協調して銀行が持つ企業情報を自動的に交換できるようにするなど、金融の透明化を日本から世界に働きかけてほしい。
フランスの経済学者・トマ・ピケティさん
★43歳の気鋭の経済学者ピケティさんは20代で名門大学の壇に立ちなど若くして頭角を現した。
22歳で米マサチューセッツ工科大学の助教授に就任。
25歳で母国に戻り、所得や富の分配を巡る研究に専念。
著書「21世紀の資本」は19世紀の文豪・バルザックの作品をふんだんに引用。
当時の社会状況を踏まえて、格差の問題を掘り下げた点が特徴だ。

生命をめぐる欲望、現世利益的な欲望

2015-01-31 09:06:20 | 編集スクランブル
★多様な価値観が出会い、急速に変化を続ける現代社会にあって、異なる思想・文化から謙虚に学び、相互理解を深めていく。
★人間はもともと自ら自由に判断して行動すべきところ、そうした自由を放棄し、他者にゆだねてしまうことがある。
その典型がナチ体制下のドイツ国民にほかならない。
彼らは政治のみならず思想や信条の自由までヒトラーやナチにゆだねてしまい、結局取り返しのつかない事態にまで立ち至ってしまう。
★自由という基本的な価値を放棄して他者にゆだねてしまうことがいかに危険であるのか、それが精神分析医・エーリヒ・フロムの主張である。後年フロムは「対象を自由に把握し判断するという禅の境地に人間精神の理想像を見出したという。精神医学史家・小俣和一郎さん
★昨年のSTAP細胞研究の騒動を見ていて感じたことは、iPS細胞研究にも共通する面がありますが、社会に対し、再生医療に役立つといった点が強調されすぎてはいないかという「ことです。
しかし、それは生命の本筋ではないと思います。
背景には、生命をめぐる欲望、現世利益的な欲望が働いていたと考えられます。
命をめぐる欲望を制御する規範、生命倫理の筋論をおさえる必要があります。
フランスの生命倫理法が哲学的議論に裏付けられた法律になっている点です。
臓器、組織、精子、卵子、遺伝子をモノとして扱ってよいのか、丁寧に論議されたうえで、その全てに人の尊厳が及ぶという原理を打ち出し、臓器や受精卵などを扱う先端医療の問題に対処しています。
一方、日本では哲学的な議論はなく、個々の先端医療の是非にそのつど対処した。
その結果、人の体や命の元の位置づけが現在も定まっていないのです。
東京財団研究員・島 次郎 (ぬでしま・じろう)さん

快い曲で脳が活性化する

2015-01-31 09:00:55 | 編集スクランブル
★信念、努力、忍耐。
指導者の資質の3基本条件である。
★リーダーシップは賢さに支えられるものではない。一貫性に支えられるものだ。経済学のドラッカーの言葉だ。
一貫性を生み出すのは信念と信念に裏打ちされた「努力」「忍耐」である。
★「曖昧な的に放った矢が当たる訳がない」具体的な目標が不可欠。
★快い曲で脳が活性化する。
無意識に心の安寧を求める。
歌に接したとき、そのメロディーの方が、歌詞よりはるかに脳に残りやすいだろう。
サルには人間のように音楽を愛でる感性はない。京都大学霊長類研究所教授・正高信男さん
★平和の種
その種は、全ての存在が本来的に一体のものであるとの真理を内包したのではければならない。
「励ましの言葉や感謝の言葉は、誰でも口にすることがきます。相手を真に思い、相手の心の的を正確に射るものであってこそ、深い感動を呼び起こすこのとなるのです。そのためには、全生命をかけて相手に接するしかありません」
「危うい社会の健全性を回復するために不可欠なものこそ、人間と社会のあるべき姿を示す教育です。全ては関係性をもって存在する、との真理を学校教育のみでなく、日常の生活の中で学びあっていくことが、今こそ求められているのです。
米エマソン協会元会長・コルゲート大学教授・サーラ・ワイダーさん