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医科歯科通信  (医療から政治・生活・文化まで発信)



40年余の取材歴を踏まえ情報を発信

人間のほんとうの価値は

2015-02-25 11:52:42 | 編集スクランブル
★「住んでよし、訪れてよし」の観光国立の取り組み。
観光の原点は、単に名所や風景などを見ることだけではない。
地域に住む人々が誇りを持ち、希望を持つことによって、地域の「光を示す」ことにある。
★一見、何の変哲もない地域でも、どう魅力を引き出すか。
上杉鷹山の師であった細井平洲「土の中に徳が潜む」「自分のいる場所に徳が潜んでいることを一人一人が感じなければならない」作家・童門冬二さん
★雛まつりが近づくと、近代の文豪・泉鏡花を思い出す。
鏡花は美しいたおやかな女性の文化を愛した。
その作品の随所に、手毬や扇、花かんざし、人形、絵草紙など女性y少女の大切にするものを深い愛情をこめて描きこんだ。
特に鏡花がなみなみならぬ愛着をしめすのは、春の寒さの中でおこなわれる人形祭、雛まつりである。近代文学研究者・持田叙子さん
★厳しい寒さの中、春を告げるように日本水仙や凛然と梅の花が咲始める。
地域に幸福と平和の花を。
その花々で地域社会を包む。
○こちふかば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春をわするな
平安時代の菅原道真
★茨城県水戸市の偕楽園は造園から173年。
園内には、白難波、烈公梅、月影、八重冬至など100品種、3000本の梅の木が並んでいる。
★「人間のほんとうの価値は、その行動が他日他人を、どのように多く喜ばせるかにかかっている」山岡荘八作家
★近年、住民同士のつながりを強化しようと、全国の各自治体で、地域活動への参加を促す取り組みが行われている。
行事の設営や、防火・防犯のために近隣に回る夜警など、役割も少なくない。
★“排除の思想”民族紛争やテロ攻撃、ヘイトスピーチ(差別扇動)など時代を覆う“闇”はなお深い。
“差別の根”を鋭く見抜き、それを取り除くことが国際社会の重要課題。
あらゆる“差為”の克服を目指す。
全ての人を包摂する「人間の安全保障」
「未来」は「今」にあるのです。
将来、実現したい何かがあるなら、今、そのための行動をしなければなりかせん―環境運動家・ワンガリ・マイタイさん(故人)

















レジリエンスの高い人

2015-02-25 07:30:54 | 編集スクランブル
★草莽崛起(そうもうくっき)は吉田松陰の思想の一つ。
草むら(草莽)のようにどこにでもいる庶民が、決然と立ち上がる(崛起)。
「名もない庶民の決起、いまやそれだけしかない」
この発想の淵源は日蓮にあると、松陰は述べている。
「思いついた理由は、日蓮は鎌倉幕府の威勢が盛んなときに、よくその教えを天下に広めたが、幕府の執権北條時頼はその権力をもってしても、日蓮を制することができなかった、というところにある」
「苦労に苦労を重ねながら事を行なうのは、大いに尊敬すべきことである。肝心なのはここである」
★桶狭間の戦い(1560年)織田信長が大軍を率いる今川義元に勝ったのは、家臣がもたらした情報。
★信長は、この家臣が情報を収集できたのは「普段から地域に溶け込み、住民から愛されていたためだ」と評価した。(童門冬二著「信長の言葉」
★「暗い時代」について哲学者のハンナ・アーレントが定義した。
「人間が自分の身の回りのことしか関心を抱かなくなった時」と述べている。われわれは意識的に世界の悲しみに対して、「このままではいけない」と思い続けないといけない。
その意味で、政治やメディアが国際協力を推進するメッセージを発信していくことはとても重要だ。NP「難民を助ける会」長友紀枝理事長
★レジリエンス「困難に打ち勝つ力」「挫折からの回復、復元する弾力性」
「精神的な回復」
「折れない心」
競争社会米国では1970年代からレジリエンス研究が始まった。
レジリエンスの高さは柔軟性や楽観性、忍耐力、大局観などで測られる。
大きく曲がっても折れず、風が収まれば元に戻るしなやかさを持つ「竹」に例えることがある。
強いストレスを受けてもレジリエンスの高い人は心的外傷後ストレス障害(PTSD)などは発症しないか、軽く済むと考えられている。
常に肯定的な期待を持ち、感情のコントロールを適切に起きない、興味や関心がさまざまな分野に向けられるように心掛けることで、レジリエンスを高めることができる(穂)













茨城県の花粉飛散数量が全国1位

2015-02-24 21:58:18 | 編集スクランブル
★俳人・金子兜太は幼少期を埼玉県秩父地域ですごした。
小学校まで1里(約4㌔)
子供が歩くにはずいぶん長い距離だった。
あのころを思い出すと「山影情念」という言葉が浮かびそうだ。
山の影が養う情念が少年の私の心に
刻まれました。
俳句の感性はこの時養われたと思います。
戦時中に享楽主義の詩を訳したり、俳句を作ったりして楽しんでいたことわけです。
俳句は自由な生き方と結びついているんだと感じました。
秩父という産土が感性を育み、学生時代の自由人との出会いの中で発露した。
朝起きた瞬間に句ができるし、くしゃみをしても句が出てくる。
私自身が俳句になっているんじゃないかと思うことがあります。
★茨城県の花粉飛散数量が全国1位
茨城はもともと花粉がよく飛ぶ地域。
原因は福島~茨城~栃木にまたがる八溝山地。
同山地には花粉を多く出す種類のスギが繁殖している。

人知れぬ努力を影で重ねている

2015-02-23 21:08:10 | 編集スクランブル
★人として光る。
「誠実な振る舞い」
それは仕事の姿勢にも表れ、職場ではなくてはならい存在として評価される。
★人知れぬ努力を影で重ねている。
仕事でも、芸術、スポーツでも、一流の次元に到達するには、1日最低でも
約3時間の努力(練習)を積み重ねている。
天才は努力に異名。
★人生は戦いである。
失敗は成功につながるはず。
挑戦しなお臆病をむしろ恐れる。
★例え厳しく叱責さようとも、クヨクヨしないで、前向きに自分の成長につなげる。
叱られることも訓練。
★青春は、人生の土台作りの時。
それは地味で、地道。
しかし土台が磐石なら、大きな建物も建てられる。
何事にも揺るがない自分になるのだ。
★究極の人間学が人間力、人生勝利の土台を築く。











強い返報性原理

2015-02-23 06:15:34 | 編集スクランブル
★親切にしてくれた人には親切で、不親切をされた人には不親切で報いるのが普通の「返報性原理」であるのに対し、「強い返報性原理
」というのは、人から親切にされた赤の他人にも親切にするし、また人から不親切にされた人は赤の他人に対しても不親切にするというある意味「非合理的」な人間心理のことを指す。
人間というものは、損得を秤(はかり)にかけて計算を働かせる「理性」よりも。親切・不親切によって引き起こされる「うれしい・むかつく」という「感情」に大きく支配される存在のようなのだ。
なるほど、この「強い返報性原理」を適用すると、ただ残虐で獣のようにしか見えないテロリストの心が少しだけ覗けるような気がする。
「理由なく親切にする人」が出現しない限りテロリストの根絶も不可能だというのもまた真理なのである。フランス文学者・鹿島茂さん
★漫画「超人ロック」は長い歴史を持っている。
何千年経っても、人類は闘いをやめず、いつまで経っても愚かな争いを続けている。
ロックのその驚異的超能力をもってしても、人類の闘いを止めることができない。
結局人類は、悲しい話だが、闘うことが好きなのかもしれない。漫画家・いしかわじゅんさん
★いわゆる競馬、競輪、競艇、オートレースも闘いであり、ファンも闘いに参加しているのであろうか?
囲碁や将棋、麻雀なども闘いである。


















「予言の自己成就」という概念

2015-02-20 12:09:44 | 編集スクランブル
★「世界教育戦争」著者のアマンダ・リプリーさんは教育問題には興味がなかったジャーナリスト。
だが、彼女は教育にまつわる取材を通じ、次第に大きな謎を抱くようになる。
「一方にこれほど学びの豊な子どもたちがいて、一方にこれほど学びに貧しい子どもたちがいる。その差はなぜ生じるのか?」
そもで、教育にかんする膨大なデータを読み込んだ。
さらにPISA(学習到達度調査)を自ら受験し、「現地調査員」としてPISAで成果をあげているフィンランド、韓国、ポーランドに留学するアメリカの若者たちから、学校の様子や生活のありようを聞き取っていく。
特にPISAで常に上位にランクされているフィンランドと平均点以下のアメリカの教育制度を多方面から比較検討。
教育改革に正解もゴールもないが、教育制度がうまく機能している国に共通する優れた教育養成システムと、「すべての子どもたちが高度な思考力を身につけなければならないだろうという合意」が国民の間に形成されていることに着目。
「世界水準」の教育に新たな希望を見出す。
日本では、エビデンスに基づく現況分析や最新の科学的データを用いた教育議論などないに等しい。
教育は「未来への投資」であり、学びの主人公は子どもが主人公であることを忘れてはなるまい。
教育評論家・法政大学教授・尾木直樹さん
★社会はなぜ右と左にわかれるのか?
皆が「自分は正しい」と思っている限り左派と右派は折り合えない。
分断状況の根にある人間の心の分析を試みたい。
「あなたのことは、大嫌いだ。顔も見たくない」と突き放す。
その憎悪には過去の何かが関わっているのかもしれない。
「それは誤解だ」と言っても、相手はそれ以上聞く耳をもたない。
相手が「思い込み」が烈しい性格であれば、修正は難しい。
★元来、道理を理解せず、批判はすべきでないのであるが、相手は頑なに心を閉ざしている。
「話せば分かる」のであるが、「問答無用」なのだ。
基本的には幼児性を保ったままの人間なのだ。
★社会心理学に「予言の自己成就」という概念がある。
“未来はこうなる”との確信を、多くの人が強く持てば持つほど、その予想が実現する可能性が強まる。
一人一人の「思いの強さ」「行動」が、目の前の現実を変えていく。
★“どんな現実も変えられる”
そのように確信し、行動を起こすことだ。
生命とは「動く」ことである。
★人生に必要なのは頭の良さより親切と思いやり―喜劇王チャップリン

アフリカの人たちを奴隷にした

2015-02-20 07:24:38 | 編集スクランブル
★人権闘争に目覚めたインドのマハトマ・ガンジーが南アフリカから帰国したのは100年前の1915年。
その運動は人間性に信を置く戦いであり[勇者の非暴力]
★動けば何かが変わる。
よき人生とはよき行動の結果である。
★「言葉が種となる」韓国のことわざ。
対話を通して種が蒔かれる。
種が花を咲かせる。
★対立とは言葉の喪失でもある。
対立から協調、融和への軌道が平和の架橋となる。
★暦はなぜ、現実を繁栄していないのか?
暦の上での立春を修正できないのか?
厳しい寒さが続く日々、不可解ではないか!
★豊な知恵は、不屈の心から生まれる。
無農薬の野菜、無農薬の稲作。
★アフリカは人類発祥の地。
そのアフリカの人たちを奴隷にした。
それは最大の人類の汚点であったのでは?
★人権レベルでは、奴隷とはそもそも古代人の発想。

共同性とは、互いに支えあう絆のこと

2015-02-20 06:10:44 | 編集スクランブル
★「認知症施策推進総合戦略」(新オレンジプラン)。
日本の高齢化率は世界一の23%、65歳以上の高齢者に占める認知症有病率も15%と国際的に突出している。
厚生労働省は2025年に国内で約700万人が認知症になるとみている。
認知症は一つの健康問題というより、21世紀の社会保障の最大の課題。
★幻覚や妄想を含む、精神症状や異常行動。
すなわち行動・心理症状が出現する。
日本は認知症の人の精神病院での入院(平均在院数)900日を超えている。
これは国際的に見ても異常な状態。
入院や向精神薬の処方をしても根本的な解决にならないことが多い。東京医学総合研究所主席研究員・西田淳志さん
★住民の高齢化や人口流出に直面する地方にとって、地域社会の衰退に歯止めをかけ、どのような展望を開いていくのかは共通の課題である。
地域の将来像を明確に描いて、魅力あるまちづくりを進めなければ
活路は切り開けない。
★地方の力量が大きく問われる時代に入るが、自治体だけで解决するには限界がある。
地方議員には政策立案能力や構想力が求められる。
福祉、教育、医療など身近な生活の課題が山積している。
★社会は、宗教なしですますことができるかもしれない。しかし、「どんな社会も共同性ないでも誠実さなしでもすませられない。フランスの哲学者・アンドレ・コント=スポンヴィル
共同性とは、互いに支えあう絆のことである。
誠実さは、一対一の人間関係を豊かにする。

がんについても解明に程遠い

2015-02-19 11:40:04 | 編集スクランブル
★毎日新聞1面「余録」執筆23年、6354本の諏訪正人さんが84歳で死去した。
作家の丸谷才一さんが「私の朝は『余録』を読むことではじまる。あの中身のある、趣味のいいコラムを読むと、自分の属している文明はなかなか程度が高いものだという気になって、元気が出るからだ」
余録は明治後期に読者に息抜きに読んでもらえる欄として設けたコラムだそうだ。
★「毎朝起きると、今日も、うまく書けますとうにと、お祈りしている」諏訪さん
文化の力で社会に語りかけようとした。
木鐸の意識に入り込みがちな、自己過信をも警戒したのだろう。
演劇、音楽、文学、美術、哲学、神学まで、諏訪さんの文化への貪欲な志向はとどまることなかった。
★作家の丸谷才一さんは、諏訪さんのコラムが文化的な意匠を尽くしていることを絶賛。
政治思想家の丸山真男さんは「気品がある」と、諏訪さんの文体を愛していた。その文章は極めて平易である。それ故に諏訪さんのコラムは多くの読者から愛された。
その文章がどこまで読者に届くか、諏訪さんは祈り続けたのだろう。毎日新聞特別編集委員・梅津時比古さん
★取手市のシンガー・ソングライターが作詞・作曲した「幸せのたね」を活用した子ども向けのエアロビック・ダンス教室。
エアロビックの普及と2019年茨城国体の知名度アップを目指す。
「一般の愛好家が国体のデモンストレーションスポーツ種目に参加できるチャンス」
★「ともに生きる。これが医師と患者のあり方だとおもいます」
三井記念病院の高本眞一院長(68)東京大学医学部心臓外科の教授だった7年前に妻を乳がんで失った。
「あの時。乳房を全摘出していれば再発しなかったのでは」
医師といえども、患者の家族の思いは同じだ。
「医師の知識など限られたもの。生命のメカニズムをはじめ、まだまだわからないことだらけで、がんについても解明に程遠い」と高本さんは話す。








取手市東5丁目の丘を散歩していると出会った70代と思われる男性が、「牛久の大仏が見えます」と言う。
その日は、あいにく曇っていた。
今日(2月19日)の午後4時15分ころ、その牛久の大仏を見た。
なにしろアメリカの自由の女神像の3倍の高さだ。
取手の利根川から東京スカイツリーも見えるのだから、牛久の大仏が見えても不思議はないが、殆どの人は「本当に見えるの?」と半信半疑であった。






「分かりやすく」が基本である

2015-02-19 06:44:45 | 編集スクランブル
★成田つくば航空専門学校
タービンエンジン機導入
タービンエンジン機:取手の航空整備士養成校、導入 半年かけ学生ら ...
mainichi.jp/edu/news/20150217ddlk08100255000c.html - キャッシュ
1日前 - タービンエンジン機:取手の航空整備士養成校、導入 半年かけ学生ら組み立て /茨城. 毎日新聞 2015年02月17日 地方版. 取手市取手西野の「成田つくば航空専門学校」は、実習教材に米国パイパーエアクラフト社製の双発プロペラ機2機を導入した。
2機は実際に飛行せず、同校駐機場を地上走行のみする。
2月13日には1号機の試運転が行われ、エンジンが正常に作動した。
★「みずからより善くなり、世界をより善くする、これが人間生活の任務である」作家・トルストイ
隣人、地域の人々の幸福、繁栄を願い、皆が“家族”であると思い、ねぎらいの言葉をかけ、励まし合う。
その人間の輪の拡大が社会の繁栄、平和を築くことにつながる。
人間融合、共存共栄の哲学、思想を確立し、人のために献身する。
★住民の連帯が失われてしまえば、人々の孤立化、孤独化を招き、地域繁栄の基盤は揺らぐことになる。
潤いのある地域社会が期待される。
★高齢者虐待が前年比増の1万6000件。
命こそ宝。
★「分かりやすく」が基本である。
難解な思想を個人と社会の「現実の課題」応えて、分かりやすく展開する。
★テロや紛争といった惨劇の数々を見ると、対話といっても、あまり単純で遠い現実のように思われる。
「対話以外の道は、あきらめの道です。私は、それを望みせん。多くの平和を志向する団体が、対話を基盤とした非暴力の運動を行っている」オーストラリア平和財団のスチュアート・リース前理事長
★仏教とは、慈悲の教えである。
慈悲が人間の行動となって体現されてこそ、現実の社会生活に価値をもたらす。
“慈悲”という生き方が、現代にあって分断されつつある人と人の絆を復活させるだろう。










人間の輪の拡大こそが未来を開く希望の光

2015-02-17 21:17:53 | 編集スクランブル
★旅と読書と執筆。
作家・曽野綾子さんはそれを3等分にした生活が理想だと言う。
毎日新聞「旅活」
『堅にはまった社会にいるもんか』って気持ちあるまりすね。
「私は人間の悪を書きたいから、悪い言葉も残しときたい」
性格が偏っている、と自分でも言う。
「偏ってなかったら小説なんか書けませんよ。偏りが嫌ならお役人に全部書かせりゃいい。偏っても生かしていただけるという証しが私の任務。生かしてもらえない社会もありますものね」
「雑誌や新聞の連載があるんで、毎月原稿用紙に90枚くらい。体調悪くても原稿だけは書けるんです」
★伝えられない事実をどう伝えるのか、複眼的に違った視点をいかに提示するかを、今こそ編集者が強く意識してほしい。雑誌がジャーナリズムの重要な一翼を担っているという、本欄の前提が崩れつつあるとの思いが募る。専修大学教授(言論法)・山田健太さん
★新春3日に京都市で61年ぶりに20cmを超える積雪を観測するなど、昨年末から日本海を中心に低気圧が猛威を振るっている。
2013年の大雪で亡くなった人の75%が高齢者で、除雪作業中の事故が約7割。
★無事故や健康のためには「自助」の努力、「共助」の意識を高める挑戦も、幸福をめざす智慧の表れ。
「小事が大事」
★隣近所などの住民の相互協力、共同体としての結束は、地域を支える大きな力となる。
住民の連帯が失われれば、人々の孤立化、孤独化を招き、地域繁栄の基盤を揺るがすことになる。
★住民の暮らしを守り、潤いある社会を築いていくには、行政などの施策の充実だけでなく、それを支えるために、住民相互の協力が不可欠となる。
共存共栄の哲学・理念を確立し、人のために貢献することだ。
各地域にあって、人と人の連帯を築く、人間融合の思想、生き方を、さらに広く地域に根付かせていくことが、地域の喫緊の課題でされている。
★絆は人間復興のキーワード。
皆が“家族”のような存在である。
ねぎらいの言葉をかけ、励まし合う。
その人間の輪の拡大こそが未来を開く希望の光。
地域同志の助け合いは、ますます重要になる。
社会が求める“人間のつながり”を如何に深めるか。
“多くの人が、地域共同体の再興を叫んでいます。それは、人々は本来、もっとお互いを知り、心を配り合い、助け合うことができるからです”
「平和研究の母」エリース・ボールディング博士











なぜ今、地方創生か?

2015-02-17 13:03:13 | 編集スクランブル
★「第三次世界大戦はすでに始まって」昨年、ローマ法王は言及した。
「イスラム国」は、まさにパンドラの箱から現出したと思われる。
「アラブの春:の余塵が消えようとした頃に内戦に突入し戦乱の中で「イスラム国」はシリアに拠点を築き、瞬く間に地域を支配下に置く。
そして石油などの資金や人質の身代金で財源を増やし領土を拡大。
しかも、ラジオ局を設置し、ソシアル・メディアを駆使してプロパガンダ線を巧に展開している。
欧米の若者が「イスラム国」の戦死になぜ加わるのか?
最新へ兵器を駆使した“前近代的な戦い”と蛮業。
冷戦後集結後の「新しい戦争」はなぜ中東に飛び火し、ますます燃え盛るのか?
★なぜ今、地方創生か?
日本は2008年から人口減少時代に突入している。
人口の急速な落ち込みは、経済の停滞や生活水準の低下を招く。
都市圏への人口流出が続く地方は、既に深刻な問題が表れている地域もある。
人口減少に歯止めをかけるには長い時期を要するが、早く手を打つほど、効果が高まる。
いよいよ地方創生への各地域での取り組みが本格的始動した。
★若者の使い捨てが疑われる、いわゆる“ブラック企業”などへの対策として始めた。
夜間・土日にブラック企業の無料相談。
厚生労働省委託事業の無料電話相談に開設4か月間で6101件の相談が寄せられた。
★来年1月から運用が始まる「社会保障・税番号(マイナンバー)制度」の利用活用に向けた議論が本格化している。














第1子を産んだ後にフルタイムで職場復帰をする人は19・8%

2015-02-16 03:08:18 | 編集スクランブル
★日々、流される。
どうすればいいのだろうか?
具体的な目標をもつことである。
★「すべてに勝利する」との強い一念が不可欠。
★今後が「どうなるか」ではなく、「どうするか」である。
なるほど、主体的に自ら動けば変化が起きるだろう。
つまり自分の姿勢、生き方が変わればいのだ。
★米ヤフーのCEO(最高責任者)マリッサ・メイヤーさんが、第1子を出産後、オフィスのそばに自分専用の託児所を設けて子連れ出勤を始めたことが波紋を呼んだそうだ。
★27年前、歌手のアグネス・チャンさんは、12本ものレギュラー、準レギュラー番組を抱えていた。
1987当時のことで楽屋へ子連れ出勤したことをめぐり論争が起きた。
激しく反発した人のほとんどは、家庭に入るために仕事を諦めた女性や、反対にキャリアを優先して結婚を諦めた女性だった。
「論争は、いかに多くの日本女性が人生の選択や不満を抱いているかを浮き彫りにしました。仕事と育児の両立が難しかった当時の日本社会の切実な叫びだったのです」とアグネスさんは振り返る。
この「アグネス論争」は一種の社会現象としてアメリカの「TIME」誌までは取り上げた。
★記事に興味をもった米国スタンフォード大学のマイラ・ストロバー博士が彼女をスタンフォード大学の教育学博士課程に誘ってくれた。
人生、何が転機になるか分からないものだ。
一人の人間としてアグネスさんを受け入れた子連れ留学は、彼女に自分らしく生きる自信を与えてくれた。
★第1子を産んだ後にフルタイムで職場復帰をする人は19・8%。
第3子を産んだ後になると、全体の5・6%。

安倍晋三首相の原点はどこにあるの?

2015-02-15 11:36:37 | 編集スクランブル
★人質として拘束していた後藤健二さんをイスラム過激派組織イスラム国(IS)が殺害したとする映像がインターネット上で公開された2月1日早朝(日本時間)である。
この日の日本社会には、悲嘆と怒りが渦巻いた。
1日は日曜であったため夕刊はなく、翌2日の朝刊において各纸は一斉にこの事件を大きく取り上げた。
この事態の背景や映像公開後の日本政府の対応に関する解説に各纸の相違が見いだされる。
各纸の特徴は明確な意図が込められたものであったと考えられる。
イメージ操作や情報の統制が強まりつつある中、鋭く厳しく明確な事実の提示を新聞には求めたい。
毎日新聞「メディア時評」東大教授(教育社会学)本田由紀さん
★「お上」にも間違いはある。それを遠慮なく指摘するのは新聞などの役目である。毎日新聞編集委員・布施広さん
★生活保護の受給者200万人、総額3兆円を超え、最近若年層も増えている。
働いて自立するのは困窮者自身のためだが、労働力不足を補うことにもなり、社会にとっても必要なことである。
★「戦後70年 なるほどドリ」
安倍晋三首相の原点はどこにあるの?
高校時代、担任教諭が授業時間に祖父・岸信介元首相が改定した日米安全保障条約(新条約)を1970年を機に破棄すべきだとの立場で話をしたそうです。
教室の雰囲気も安保破棄が支配的でした。自分に矛先が向けられていると感じ「新条約には経済条項もあります。日米間の経済協力がうたわれていますが、どう思いますか」と質問すると、教諭は急に不愉快な顔になり、話題を変えてしまったそうです。
ベトナム戦争のさなかで、革新勢力が躍進した時代でした。
岸元首相は「保守反動」と批判されることもありました。メディアや学者、文化人のほとんどが安保破棄の立場。
この時代に感じた疎外感や憤りが安倍政治の原点の一つかもしれません。
★戦後70年、日本は平和で安定した時間を過ごしてきた。
★「戦後日本の人身売買」にもかかわらず、国家の土台を見れば大事な要素が欠けている。
「欠落」を甘んじてきた国家、それが首相の言う「戦後レジーム」ではないか。
憲法はアメリカが作った。
憲法の下で、私たちは一応平和に暮らしてきたが、国際情勢の変化で、これまで同要介護高齢者の平和や安寧は享受できにくくなる。
そこを直すと書くべきだ。
一番気になるのは憲法の前文だ。
日本人の価値観があまりにも置き去りにされている。
民族的特徴や長い歴史の中で育んできた文化や価値観を書き込むことが、私たち日本人といての自覚を促し、成長させてくれるのではないか。
日本を守る物理的な力を意識して強化すべきだ。
そのための法整備と、法整備のための憲法改正が必要だ。ジャーナリスト・桜井よし子

人に何か良きものを「与えること」

2015-02-14 07:36:45 | 編集スクランブル
★「人間が、より豊かな心で幸福でいるためには何が必要か」
1)周りや地域の人々と「つながること」
2)「活動的であること」
3)「関心を持つこと」
4)「学び続けること」
5)人に何か良きものを「与えること」
すなわち、身近な家族、友人、地域を大切にして、人間とつながり、生き生きと活動する。
社会や環境に積極的に関わり、学ぶことを怠らず、人のために献身する-ここに、豊かな心で幸福に生きるための要諦がある。
以上は近年、イギリスが、世界の多くの科学者と協力して行った研究調査のテーマである。
★1)懸命に生きる人生は美しい。2)余裕ある人生は内実が豊か。3)快活に生きる人生は強い。4)仲良く生きる人生は明るい。5)誇りに生きる人生は崇高。
6)親孝行の人生は幸福。7)学び抜く人生は勝利。
★子どもは、一人も漏れなく、宝の使命をもった人材である。
「いじめ」は、現代社会の病理。
もっと真剣に大人が対策を講じなければならない課題だ。
★世界の指導者は10代、20代で、人生の哲学、思想、信念をもち、それを貫いて、30代、40代で、偉大な仕事を成し遂げている。
青春時代に、生き方の骨格をつくり、さらに完成させていくところに、確かな人生の道がある。