沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

トレーニング環境

2018年07月26日 | 日記

先週から夏休みに入りましたが、今週は進学補講が午前中に行われています。夏休みもしっかり学習する習慣を維持してもらいたいと思います。そのためには、時間をいかにコーディネートすることができるかです。毎日毎日、しっかり積み重ねていくことが、勉強もサッカーも違いを生み出しますし、生活の質も向上します。

サッカー部は、夕方4時からトレーニングを行っています。

それは、トレーニング環境の工夫が必要だからです。
サッカーのトレーニングは、二時間以上することは必要ないと考えます。人の集中力には限界があります。また、サッカーのゲームは、二時間を越えません。いかにその時間の中で、内容の濃いトレーニングを積めるかです。
また、気温の問題もあります。世間では、熱中症が騒がれていますが、本当にいつトレーニングしたら効果が上がるのかを考えてするべきです。
昼間のWBGT値が31℃を越える環境下で、トレーニングしても選手の感情は暑いしか起こりません。もちろん、トレーニングの質やパフォーマンスは低下するに決まっています。さらに熱中症の危険度もあがります。公式戦にあわせてやる場合も数回すれば、人間の体は順応します。
その中で、集中しろとか、頑張れとは言えるはずがありません。

水分補給も同様です。選手たちには水分補給も、サッカーにおいては技術であると伝えています。サッカーを行ううえで、絶対に身につけないといけないことです。
もちろん指導者がいないなかで、トレーニングをする危険を考えれば、環境の工夫が必要になるわけです。
残念ながら、世間ではその認識が甘く、事故がおこっています。
これからも常に注意して取り組んでいきたいと思います。