沼津西高校サッカー部

沼津西サッカー部の活動を報告します

心を磨く掃除

2017年12月07日 | 日記


今日の朝、テスト3日目を前にしながら、清掃に取り組む選手がいました。

テスト前だと、どうしても不安になり登校後の時間を勉強に使います。それを、掃除に使うことができる選手がいました。やらされるのではなく、自ら気付いて行動することができる選手がいました。

このような行動に対して、やはり、人は見ています。校長先生などいろいろな先生方から言葉をいただきました。成長する姿を見て、嬉しい出来事でした。

日頃から、掃除することの大切さを選手には伝えています。
私がそのように考えるようになったのは、鍵山さん(日本を美しくする会)のお話をお聞きしてからです。鍵山さんについては、インターネットで調べることができます。鍵山さんは、心を磨くトイレ掃除をされておられます。私も参考にさせていただき、学校で心を磨く掃除をしようと呼び掛けています。

そして、掃除をすると得られることがあります。

「謙虚な人になれる」
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできません。
人間の第一条件は、まず謙虚であることです。謙虚になるための確実で一番の近道が、掃除です。

「気付く人になれる」
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるか、ないかです。
無駄をなくすためには、気付く人になることが大切です。
気付く人になることによって、無駄がなくなります。
その「気付き」をもっとも引き出してくれるのが掃除です。

「感動の心を育む」
感動こそ人生です。できれば人を感動させるような生き方をしたいですね。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一です。
人が人に感動するのは、その人と手と足と体を使い、さらに身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動します。特に、人のいやがる場所は最高の実践道場です。

「感謝の心が芽生える」
人は幸せだから感謝するのではありません。感謝するから幸せになれます。
その点、掃除をしていると小さなことにも感謝できる感受性豊かな人間になれます。

「心を磨く」
心を取り出して磨くわけにいかないので目の前に見えるところを磨きます。
特に、人の嫌がる場所をきれいにすると、心も美しくなります。
人は、いつも見ているものに心も似てきます。

まずは、身近な場所の掃除を大切にしていきたいと思います。