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しんぶん赤旗が虚偽の”談話”/共産党草加市議団の消滅問題で

2020年09月28日 | その他
共産党中央委員会による議員不祥事”隠ぺい”により共産党草加市議団が消滅した問題について、共産党が唯一公表した談話があります。2019年12月8日の「しんぶん赤旗(日刊紙)」の談話です。党はそれ以外一切口外しない態度を貫いていますが、談話自体がまったく事実を捻じ曲げる内容です。
隠ぺいに反対してきた私たちが共産党から除籍処分(2020年8月26日)された事実をもって、談話の真実についても公表します。(赤旗全文談話は、この記事の一番下に掲載)

■「藤家議員に議員辞職を勧告してきた」はウソ
①共産党が「不祥事議員を擁護した」が正解
早期の議員辞職を一貫して訴えてきたのは私たちです。反対に、荻原初男共産党埼玉県委員長は「可哀想だからボーナスを満額支給してあげられないか」「市議団の積立てがあれば藤家に活用できないか」と言って不祥事を起こした藤家諒氏を擁護してきました。
さらに、荻原初男県委員長は「中央委員会の意向(事実を一切公表しないこと)」に従うことと「藤家辞職」を取引材料にし、私たちが中央委員会の意向に従えないことを理由に辞職を見送りました。藤家氏にボーナス(原資は税金)が満額支給され、荻原初男県委員長は「市議団が中央の意向に従わなければ、任期満了まで藤家を辞職させない」とまで述べました。
また、大里陽子議員のパワハラ問題なども一切不問に付しています。大里氏が現役議員として活動していることが何よりの証明です。

②”ハラスメント議員団”の届出が動かぬ証拠
藤家氏が辞職した12月5日は議会開会日でした。朝、藤家氏は議会事務局に電話し「体調不良」を理由に議会を欠席しました。そして9時前に、私たちが新会派「市民共同」を届出ました。
そのすぐ後に、大里陽子議員が「日本共産党市議団」の変更届を議会事務局に提出しています。大里陽子議員が市議団長、藤家諒議員が団員の2人会派です。辞職が決まっていたのであれば、この届けが提出されるはずがありません。そして、昼頃に藤家氏が登庁し辞職届を提出しました。
パワハラ問題を抱えた大里陽子議員とセクハラ疑惑問題を抱えた藤家氏の会派変更届が動かぬ証拠です。

※日本共産党草加市議団の変更届



■「党市議団と話し合いをすすめている最中のことで、驚いています」もウソ
③話し合いは一方的に終わっていた
19年11月26日に、中央委員会の田邊進規律委員長や岡嵜郁子規律委員(現自治体局長)、荻原初男県委員長らと、佐藤、斉藤議員、石田議員との話し合いをおこないましたが、規律委員長らからは「あなた方の主張は中央の考えと違う」「人権問題や党規約の理解が不十分」と言われ、「中央の意見に納得できるかどうかだ」「話はいくらでも聞くが、あなた方の主張を受け入れる余地は一つもない」と排除され続けました。そして、11月末に藤家氏の辞職すら荻原初男県委員長によって破棄されました。
話し合いをすすめている最中ではなく、切り捨てられ、話し合いを強制終了された結果です。

④離党は突然の話ではありません
私は、みずからの党員としての進退をかけていることを党機関に述べてきました。斎藤議員も11月下旬には、上村聡東部南地区委員長に「公人として自覚と責任感がない人と同じ議員団でいることはできない。離党も選択肢の一つ」だと伝えてきました。


■「問題解決のため、引き続き努力します」はゴマカシ
⑤”問題解決”は除籍処分のことだった
党員からの批判などを受けて中央委員会書記局(小池晃書記局長)が2019年末から再検証を実施。中央委員会からは「最後まで責任をもって調査する」「信じて待ってほしい」と言われました。
ところが、私たちへの聞き取りは、2020年1月にわずか1回だけでした。連絡もほぼなく、こちらから中央委員会に問い合わせても「まだ何も言えません」「調査しているので、もうしばらく信じて待ってほしい」との返答が繰り返されました。
そして、6月3日に荻原初男県委員長から聞かされた結果は、①中央委員会は総括も結論も出さない、②党機関の判断に誤りは一切ない、③佐藤らの判断に誤りがあった。ただの責任転嫁と時間稼ぎでした。
再検証の責任者である中井作太郎筆頭書記局次長に至っては、私たちと会うことすら明確に拒否してきました。責任者が、当事者と会わずに一方的に処分を決めた証明です。民主集中制って…

※荻原初男県委員長と佐藤のショートメールのやり取り、7月3日(中井作太郎筆頭書記局次長が会うことを明確に拒否した証拠)




※2019年12月8日付 しんぶん赤旗声明

日本共産党埼玉県委員会と東部南地区委員会は5日、「日本共産党草加市議団の問題について」とする談話を発表しました。全文は次の通りです。
12月5日、日本共産党の藤家諒市議会議員が議員辞職届を提出しました。日本共産党埼玉県委員会と東部南地区委員会が、藤家議員が起こした社会的道義的問題を理由に議員辞職を勧告してきたことを受けてのものです。
また、本日、佐藤憲和議員、斉藤雄二議員、石田恵子議員が、日本共産党議員団から離脱し、別会派の結成届を市議会に提出しました。党県委員会・地区委員会として、党市議団と話し合いをすすめている最中のことで、驚いています。
昨年、みなさんのご支援で当選させていただいたにもかかわらず、このような重大な事態となり、大変申し訳ありません。日本共産党は、問題解決のため、引き続き努力します。


【関連リンク】
・佐藤のりかず公式ブログ「共産党中央委員会による議員の不祥事“隠ぺい”問題について」
・佐藤のりかず公式ブログ「共産党からの除籍通知に対する反論」
コメント (52)
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