名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

古刹・太宰府 観世音寺

2013年03月21日 | 日記

「百寺巡礼」北九州の大宰府は「遠の朝廷」(とおのみかど)古くから大陸と朝鮮半島の玄関口として栄え、政庁も置かれていた、そこに観世音寺が建つ。

政権の権威を背景に建立された観世音寺は僧侶の資格を与える「天下の三戒壇」の一つとして修行僧が集まる九州随一の官寺であった。

国宝・梵鐘は1300年の時の音を響かせ、(妙心寺と兄弟鐘)平安時代から鎌倉時代の巨大な仏像群(重要文化財)往時の隆盛を物語る。

『古刹・太宰府 観世音寺』