名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

史跡・妙法院・蓮華王院

2011年03月03日 | 日記

妙法院・・・天台宗の門跡寺院です(三千院と青蓮院)国宝の庫裏は多数の僧侶によって無量の功徳を祈る盛大な大仏千僧会が幾度も営まれた、それに関連して建てられたのが現存の豪壮な庫裏(台所)である。又尊王攘夷派の三条実美らが「雨の七卿落ち」として有名で長州へ都落ちの寺院でもある、大書院や大玄関など重文です、冬の特別拝観です。

蓮華王院(三十三間堂)・・・妙法院に属しています。国宝・本堂内陣の柱間33あることに由来しています。内陣には運慶の子・湛慶作の国宝・千手観音坐像を中心に左右に五百体の千手観音を配し、その前に国宝・風神・雷神はいじめ二十八部衆が立ち並び壮観です。見事に浄土の世界を具現して見事な写実表現がなされています。

デジブック 『史跡妙法院・蓮華王院』