名刹・古刹・国宝・名塔を巡ります

五木寛之著「百寺巡礼」講談社刊
日本列島の北から南まで百の寺と百名塔を巡ります

四国巡礼ー8

2011年01月28日 | 日記

伊予路「涅槃の道場」も残すところ5札所、でも厳しい難所が待ち受けています、道に雪が残る60番横峰寺です、自動車専用道路で登れますが、対向車が来ないように祈りながらの登坂と下山です。65番まで伊予路を終えて向かうは最高標高(910m)の66番雲辺寺です。そして「涅槃の道場」讃岐路に入ります。

60番 横峰寺・・・石槌山(1982m)の山頂にある、蔵王権現の西の遥拝所です、権現つくりの本堂・大師堂には雪が残り、山深い処で祈り一筋の一時を過ごします。                                     61番 香園寺・・・昭和51年に建立されたモダンなビルの札所です、大師が栴檀の香を焚いて護摩修法された、それにちなんで香園寺と由来がある、「安産・子育て・身代り・女人成仏」の四誓願を遺す。                  62番 寶寿寺・・・聖武天皇の勅願により伊予一宮の法楽所として建立された。                         63番 吉祥寺・・・61・62・63番は徒歩でもすぐ、つかの間の安心、本尊は毘沙門天と珍しい。              64番 前神寺・・・石槌山天狗岳にある「石鉄権現」別当寺、7月1日からの山開きには数万人の信者が登る。   65番 三角寺・・・伊予路最後の札所、大師が三角の護摩壇を築き21日の降伏の護摩修法わされたところに寺名の由来がある。                                                            66番 雲辺寺・・・高所(標高910m)へロープウエーで登る、表情豊かな五百羅漢が迎えてくれる、スキー場もあり、本尊は千手観音菩薩様で重要文化財です。

讃岐の国(香川県)「涅槃の道場」へ入ります。                                                                    

                                                               

デジブック 『「四国巡礼」-8』


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