『お客様は神様です』
を英語に訳すと、
『The customer is always right』
になります。
直訳すると、
『お客様は常に正しい』
という意味です。
さて、
この『お客様は常に正しい』
は正しい考え方なのでしょうか?
もう25年以上前、
私がまだホテル学校の学生だった頃、
『一流のサービス』
について授業で議論し合った際、
講師の先生がわかりやすい例を提示してくれました。
真っ白な鳩を見て、
「あの鳩は黒いね」
とおっしゃったとしても、
それはお客様が正しいと言うことには該当しない。
一方、
熱々のスープを出したつもりでも、
「このスープちょっと温いわね」
とおっしゃった場合、
それはサービス側は真摯に受け止めなければならない。
なぜならば、
熱い、温い、冷たい、暑い、寒い、美味しい、まずい、
きれい、きたない、嬉しい、嫌な思い、
などの感覚は人によって異なるからであり、
この部分については、
『The customer is always right』
を尊重しなければならない、
というものです。
私はこの説明を聞いて、すっと腑に落ちました。
お客様からの苦情に対して、
明らかに間違っている主張を聞く必要は全くありません。
謝罪もすべきではありません。
毅然と対応し、
堂々と自分の考えを主張すべきだと思います。
ただ、
先ほどのスープの例の場合は対応が異なります。
例えば、
利用者から自分の言動に対して、
不快な感覚的な訴え(傷ついた、悲しい、痛い、寒いなど)
があった場合、
自分は想像できなかったけど、
この方はこのような感覚をお持ちなんだと、
理解する必要があります。
そして、
同じことを次に起こさないようにしなければなりません。
そういう意味では、
まさに、
『The customer is always right』
を重視した対応が必要と言えるでしょう。
要するに、
不当なクレームとそうでないものを見分ける必要があり、
そのケースケースに合わせた対応をしなければならない
ということです。
とはいえ、
不当なクレームに対して自分の考えを主張をすると、
さらに怒らせることになりますよね。
なかなか難しい対応となりますが、
これには、
『アサーション・アサーティブ』という
対人援助技術があります。
次へ続く、
を英語に訳すと、
『The customer is always right』
になります。
直訳すると、
『お客様は常に正しい』
という意味です。
さて、
この『お客様は常に正しい』
は正しい考え方なのでしょうか?
もう25年以上前、
私がまだホテル学校の学生だった頃、
『一流のサービス』
について授業で議論し合った際、
講師の先生がわかりやすい例を提示してくれました。
真っ白な鳩を見て、
「あの鳩は黒いね」
とおっしゃったとしても、
それはお客様が正しいと言うことには該当しない。
一方、
熱々のスープを出したつもりでも、
「このスープちょっと温いわね」
とおっしゃった場合、
それはサービス側は真摯に受け止めなければならない。
なぜならば、
熱い、温い、冷たい、暑い、寒い、美味しい、まずい、
きれい、きたない、嬉しい、嫌な思い、
などの感覚は人によって異なるからであり、
この部分については、
『The customer is always right』
を尊重しなければならない、
というものです。
私はこの説明を聞いて、すっと腑に落ちました。
お客様からの苦情に対して、
明らかに間違っている主張を聞く必要は全くありません。
謝罪もすべきではありません。
毅然と対応し、
堂々と自分の考えを主張すべきだと思います。
ただ、
先ほどのスープの例の場合は対応が異なります。
例えば、
利用者から自分の言動に対して、
不快な感覚的な訴え(傷ついた、悲しい、痛い、寒いなど)
があった場合、
自分は想像できなかったけど、
この方はこのような感覚をお持ちなんだと、
理解する必要があります。
そして、
同じことを次に起こさないようにしなければなりません。
そういう意味では、
まさに、
『The customer is always right』
を重視した対応が必要と言えるでしょう。
要するに、
不当なクレームとそうでないものを見分ける必要があり、
そのケースケースに合わせた対応をしなければならない
ということです。
とはいえ、
不当なクレームに対して自分の考えを主張をすると、
さらに怒らせることになりますよね。
なかなか難しい対応となりますが、
これには、
『アサーション・アサーティブ』という
対人援助技術があります。
次へ続く、