のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

スケール号の冒険10

2008-06-02 | 童話 スケール号の冒険(第3話)
四、不思議なおばあさん  ぴょんたの耳が地べたまで垂れて、すっかりしょげている。 「ぴょんたのせいじゃないよ。」  艦長と仲間が、さっきからなぐさめているが、ぴょんたには通じないらしい。 「あの時、いやがるピピちゃんを無理やりメリーゴーランドに乗せなかったら、こんなことにならなかったんです。」  ぴょんたはもう、泣き出しそうになっている。 「それにしても奇妙な話だな。」博士が言 . . . 本文を読む
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