野良耆の見聞記

いなか暮らしの野良着生活

古びていくものには味わいがある。そこに小さな歴史があるから・・・・・

一石に同居する如意輪

2016-09-12 | やさしい如意輪

ひとつの石に二つの仏様が彫られています。

言ってみれば同居しているようなものです。

右側の石碑です。

下の白い部分と黒い部分(見にくいですが)に一体づつで

その上に梵字が書かれています。

左側の石碑は文字塔で

右に「秋葉山大権現」 左に「金毘羅山大権現」とあり

「萬延元庚申霜月吉辰(1860)」と刻まれています。

「萬延」は1年しかない短い年号です。

近づいてみましょう。

梵字は「バク」 釈迦如来でしょう。 

 

 千手観音「六番」                    如意輪観音「七番」

小ぶりでかわいい観音様です。この周辺にある三十三所観音でしょうか。

一箇所でふたつをお参りしたことに。

集落名の「亀平」が二体の中央下に彫られています。

ここは亀平の南の入り口に当たり 

塔四方仏では「釈迦」は南に位置しています。

 

 

 


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