“ありがとう”って伝えたくて あなたを見つめるけど
主題歌は、いきものがかりの『ありがとう』。
CD買って、サビ聴いて、泣いてる。
やっぱり、さすがだね~。
NHKのドラマ作りは。
たまたま一緒に見るようになった「ゲゲゲの女房」。
稼ぎの無い夫は、妻に苦労をかけ、
そういう夫を、静かに見守る妻の姿に、
お互い、反省しています。
ドラマに、説教臭いセリフは何もなく、
ただ、淡々と話が進むだけで、
見る者の心を、変えていきます。
人を教育するって、こういう事なんだね。
強制されても、人は変わらない。
いろんな事を客観的に見て、自分で気づく。
学ぶのは、子供だけではないね。
まいった。偉いよ。すごい。涙出る。
だってさー、女房ったら、
せっかく稼いだお金で、妙な物を買って来る水木しげるを、
絶対に、怒ったりしないんだよ。
これがフィクションでも、
「こんなふうにしていられたらなぁ。」って、十分思えるよ。
松下奈緒の品の良さと、美しい瞳が、
作品を大きく左右している事は、言うまでもないが。
最初、向井理は、水木しげる役にしては、若過ぎると思ったが、
オジサン俳優だと、ドラマの爽やかさを損なうから、
かえって、あれでいいんだな。
主役は、あくまで「女房」だから、
しげるは、いつもうつむいて、
ボソボソしゃべって、目立たないし。
しげるが、雨の中、自転車で帰ろうとするところへ、
「傘を持って行きな。」と勧めても、断って行ってしまう彼に、
後になって、片腕の無い事に改めて気づく、周りの会話なども、
ほの悲しくて良い。
でも、脚本だとか、キャストだとか、
そういうのを超えたところに、
夫婦の在り方を感じさせる、良質な作品であると言えよう。
いくら好きでも、
必要とされていない人とは、一緒にはいられない。
夫婦は、どんな時でも、「味方」でなければならない。
「ビビビの貧乏」を、共に乗り越えて行く。
離婚を考えている夫婦に、ぜひ見てほしいと思う。
「ゲゲゲの女房」のドラマは、一度も見たことないんですが、のーぶるさんの感想を読ませて頂くと、原作とは違う良さが出ているのですね。
映像になると活字とは違う趣が出て、また良いですね。
ちょっとドラマを見たくなりました。
のんきに見てますが15分の中に教えられることが沢山つまってるドラマですよね・・・
ウチも貧乏なので、「ゲゲゲの女房」は、身につまされる話なのですよ。
でも、贅沢にも先日、横浜ウォーカーで、美味しそうな天丼が紹介されていたので、わざわざ遠くまで、交通費使って、夫婦で食べに行きました。
深大寺は、まだ行けそうもありません。(笑)
翡翠さんの漫画、可愛いですね。
たまたま「ゲゲゲ」で検索して、目にとまったブログだったのですが。
やっぱり漫画家としての水木しげる氏に、興味を持たれているのでしょうか。
ドラマも、マッタリしていていいですよ。
今度、吹石一恵さん主演で、映画もやるらしいですが。
でも、水木氏の「ねぼけ人生」は、映像無くても、インパクトありますよね。(笑)