「カルテット」は、シュールな演出で、セリフもクドいが、
個人の違いを、改めて考えさせられる。
確かに、同じ意見にしても、
ベクトルは同じだが、根拠は違うという事もあるのだ。
でも、デリケートなくせに、勝手な事をするすずめちゃんとは、
一緒に暮らせないなぁ。(笑)
松たか子の演技は、映画「告白」の不気味さを彷彿させる。
週末の演奏会で、赤いブラウスのボウタイを、
あんなに長くたらすなんて、着こなしが斬新。
元々、歌の方が上手いとは思っていたが、
Doughnuts Holeが歌うエンディングは、
さすが、「レリゴー」を、大ヒットさせた彼女だけあって、
椎名林檎の世界観を損なう事なく、自分のものにしていて、
伸びやかで、刹那的な歌唱となっている。
男性の声が、少しずつ重なっていくのも、良いアレンジだ。
今回、「本音」をテーマとするドラマが多いと思われるが、
その最たるものとして期待していた「嫌われる勇気」は、
一回見て止めた。
ハッキリものを言うのはいいが、
他人に迎合しない事と、デリカシーが無いのとは違う。
主人公が、言わなくてもいい事まで言っているので、嫌になった。
それに、刑事ものは、パターンが同じなので飽きる。
逆に、チャラいと思っていた「東京タラレバ娘」は、
吉高が、意外に真面目なキャラで面白い。
ボブヘアーも、アイシャドーの入れ方も、大人っぽくて、
今まで見た彼女の役の中で、一番綺麗だと思う。
ピンチの時に流れる、「タ~ラレ~バ~、タ~ラレ~バ~♪」は、
つい口ずさんでしまう。
一見地味だが、「就活家族」は、正統派ドラマだ。
失職は、他人事ではない。
あの状況は、考えただけで恐い。
「お父さん、それを早く言ってよ!!」
「突然ですが、明日結婚します」は、
本当に、しょーもないドラマ。(笑)
マルチで可愛い西内まりやだが、
個性の無さを、露呈してしまっている。
わざと、周りのキャスティングを、地味に抑えているのだろうが、
それがかえって、ドラマをつまらなくさせている。
しかし、石野真子は可愛いし、
そのつまらなさにハマり、見ている。(笑)
見た目がブーな小野くんは、
お金持ちで、料理も上手で、意見もハッキリしてて頼れそうだし、
結婚相手としては、一番いいかも。
このドラマに対して、
あのようなカッコいいエンディングは、不釣り合いな気がするが、
彼女も又、歌の方が上手い人なのだよね。
それにしても、「西内まりや」って、
「竹内まりや」みたいな名前だけど、意識してんのかなぁ。
尼神インターの誠子って、
ちょっと、松井珠理奈に似てない?(笑)
彼女をフッた先輩芸人、
セーターあげてその気にさせといて、回りクドい断り方すんなよ。
ヤラセかもしれないけど。
彼女達、東京に来るんでしょ。
相方の渚もカッコいいし、売れるんじゃない。